天満屋スがしっかり、第３四半期２ケタ営業増益を好感

　天満屋ストア<9846.T>がしっかり。２８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（３～１１月）連結決算が、売上高５５９億７５００万円（前年同期比２．２％増）、営業利益１９億８４００万円（同１１．４％増）、純利益８億６８００万円（同２４．８％増）と２ケタ営業増益だったことが好感されている。

　２店舗の新規出店に加えて、３月にリブ総社店（岡山県総社市）を、また１１月に井原店（岡山県井原市）を改装したほか、７月にポートプラザ店（広島県福山市）へ生活雑貨専門店「ロフト」を導入するなど既存店の活性化を図ったことなどが貢献した。また、子会社天満屋ハピーマートを３月に吸収合併し競争力の強化と経営の効率化に取り組んだことも寄与した。

　なお、１７年２月期通期業績予想は、売上高７４５億円（前期比１．０％増）、営業利益２６億円（同２．９％増）、純利益１０億円（同８９．３％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）