住友化が大幅反発、国内有力証券が目標株価を820円へ引き上げ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/01 11:25
 住友化学<4005.T>が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が11月30日付で投資判断「オーバーウエート」を継続しつつ、目標株価を770円から820円へ引き上げたことが好材料視されている。

 同証券では、住友化学を取り巻く環境は、悪材料(円高、メチオニン市況下落、偏光フィルム事業の環境悪化)と成長期待(LiB材料、OLED材料、農薬など)が交錯するなか、過去1年間は悪材料が先行して顕在化する局面だったと指摘。しかし、為替はむしろ円安方向に振れているほか、メチオニン市況も16年3月期下期に大幅に下落した後は横ばいが続き、さらに偏光フィルム事業も数量的には着実に回復していると評価。また、今後は、LiB材料(セパレータおよび正極材)、フレキシブルOLED材料、バイオラショナル農薬事業など、拡大余地の大きい製品や事業が成長ステージに入る局面を迎え、トップライン拡大を伴う成長ステージへ向かうと予想している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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