過熱感の中の上昇
日経平均は連日高値を更新しており、世界中のマーケットの中でもとりわけ強くなっています。
その強さはやはり円安に大きく傾いているというところが大きいでしょう。
ドル円では113円台まで戻ってきており、一時期100円を割れて円高が騒がれていたと思ったらあっという間に10円以上も戻してしまいました。
ただ、為替の上昇も株価の上昇も短期的には行き過ぎて過熱感も出ています。
18000円を越えて推移していますが、ここから上の目標点となるものがチャートからは見えていないため、このまま年末までするすると上がっていくというイメージができません。
年末までに18000円近辺で落ち着いているのが自然な流れですが、それを越えてしまっているのは過熱感が出ている状態とみていいでしょう。
個別銘柄で見ても、上昇している銘柄は日経平均の指数寄与度の高いファーストリテイリングなどの値嵩株に偏っており、指数が上がっている割には個別株の方は資金が回っていないのも少し違和感を感じるところであります。
また、アメリカ大統領選挙以降に本来下げるべき期間に逆行して上がっていることも、気になっており、今までの相場でこのような逆行が起きた時は、遅かれ早かれ元に戻っているので、無理した上げた分のつけがやがて回ってくるでしょう。
今の上昇は、本来12月に上昇する予定だった分を前倒しで11月に上げてしまったような感覚です。
今週はまだ下降期間の中にあるので、引き続き高値にきていることから警戒は必要でしょう。
18000円までの調整はいつあってもおかしくないと思っています。
その強さはやはり円安に大きく傾いているというところが大きいでしょう。
ドル円では113円台まで戻ってきており、一時期100円を割れて円高が騒がれていたと思ったらあっという間に10円以上も戻してしまいました。
ただ、為替の上昇も株価の上昇も短期的には行き過ぎて過熱感も出ています。
18000円を越えて推移していますが、ここから上の目標点となるものがチャートからは見えていないため、このまま年末までするすると上がっていくというイメージができません。
年末までに18000円近辺で落ち着いているのが自然な流れですが、それを越えてしまっているのは過熱感が出ている状態とみていいでしょう。
個別銘柄で見ても、上昇している銘柄は日経平均の指数寄与度の高いファーストリテイリングなどの値嵩株に偏っており、指数が上がっている割には個別株の方は資金が回っていないのも少し違和感を感じるところであります。
また、アメリカ大統領選挙以降に本来下げるべき期間に逆行して上がっていることも、気になっており、今までの相場でこのような逆行が起きた時は、遅かれ早かれ元に戻っているので、無理した上げた分のつけがやがて回ってくるでしょう。
今の上昇は、本来12月に上昇する予定だった分を前倒しで11月に上げてしまったような感覚です。
今週はまだ下降期間の中にあるので、引き続き高値にきていることから警戒は必要でしょう。
18000円までの調整はいつあってもおかしくないと思っています。