シチズン時計が大幅3日続伸、9月中間期は28%営業減益も想定内

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/14 10:19
 シチズン時計<7762.T>が大幅3日続伸。前週末11日の取引終了後、自社株の消却を発表しており、需給改善を好感した買いが入っている。消却前発行済み株数の3.03%に相当する1000万株を11月30日付で消却する予定で、消却後の発行済み株数は3億2035万3809株となる。

 一方、同時に発表した、第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高1548億3200万円(前年同期比11.2%減)、営業利益107億2900万円(同28.4%減)、純利益52億7200万円(同48.4%減)と大幅減益だったが、想定内との見方が強い。

 インバウンド需要の落ち込みで、時計の国内販売が苦戦していることに加えて、円高の影響でデバイス事業が落ち込んだという。なお、17年3月期通期業績予想は、売上高3190億円(前期比8.4%減)、営業利益215億円(同29.4%減)、純利益125億円(同5.3%減)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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