長谷工が１７年３月期営業利益予想を上方修正、マンション建築工事の完成工事粗利が改善

　長谷工コーポレーション<1808.T>がこの日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高は８０００億円（前期比１．６％増）で据え置きつつ、営業利益を８００億円から８６０億円（同２５．１％増）へ、純利益を５４０億円から５５０億円（同７．４％増）へ上方修正した。

　主にマンション建築工事の完成工事総利益率の改善を見込んだことが要因としている。なお、子会社が保有する固定資産の譲渡を決定したことに伴い、第２四半期に減損損失５６億４０００万円を計上したことから、純利益の増額幅が小さくなったという。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３４４７億２０００万円（前年同期比２．６％減）、営業利益３６０億１７００万円（同２３．０％増）、純利益２４８億７０００万円（同２４．７％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）