不確定要素が残ることは変わらず、あくまで自律反発的な動き

著者:谷山 歩
投稿:2016/11/07 12:02

いったんの反発が見られるものの

トランプリスク後退懸念で日経平均株価が230円高(前場引け直後現在)

大統領選前に、FBIがクリントン氏の私的メール利用問題に関して訴追を求めないとのニュースが伝わり、一転トランプリスクが後退し大幅高の様相を呈しています。

ただ、混乱期に相場全体のボラティリテイも上昇しているため、一時的な上昇である可能性もなきにしもあらずといった所です。これで安心さあ買いに行こう!ではなく、不確定要素が残る場合には引き続き様子見姿勢が正解です。

本日はまず、先週末2日間の下落分の半分を取り返すという、自律反発的な動き。引けにかけて更に買われるか、リスクを考慮して上げ幅を一気に縮小するか。その動きには注目です。

谷山歩
インカムライフ.com代表
配信元: 達人の予想