ユーロドルは重要ポイントに差し掛かっています
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■昨日は、注目された第二回テレビ討論会でクリントン氏が優勢と伝えられたことから、年内の利上げ観測からドル高となりました。また、原油価格が1年3ヶ月ぶりの高値を記録したことでリスク選好からドル円も買われやすい環境となっています。
原油価格上昇の背景としては、プーチン大統領が石油市場の安定を維持することを目的としてOPECの減産の同調する報道が流れたのが要因として大きいようです。
しかし、今の流れを否定する考えを言えば、各国の具体的な減産量が決まらないうちは比較的、先物市場は噂で買われやすく、また事実が出ることで大幅に売られることには警戒は必要であるとみています。
減産でテコ入れをしているうちは、世界的に長い目線で見れば成長率鈍化を意味するものであり、やはり需要喚起が絶対的に必要であることは確かです。
■本日は、原油価格や株価を横目にしながら104円の攻防に入ると思います。そんな中でのポイントをお伝えしたいと思います。
■ユーロドルの動きです。
日足ベースは、短期的には売られやすい環境です。
これは、ポンドドルの動きからもありますが、先週のポンドショックで再び売り優勢の展開となっていることも影響が出ているようです。
ユーロドルの週間足は、昨年11月の1.05ドルからの切り上げ、そして今年5月の高値1.16ドルの11セントのレンジの中で約1年持ち合っています。よく見れば三角持ち合いにも見えます。そのサポートラインが1.1080ドルに位置しているのでこのラインを割り込むかに注目したいです。
■次に、金のETF残高の積み増しです。
最近の金市場は、年内利上げ観測からドル買い優勢となり、1300ドルの大台割れとなっています。しかし、ETF市場では、先週末に11トン強積み増されているのです。完全にバーゲンハンティングでの買いが入っています。この積み増しが多いのはやはり、現在の市場が完全に不透明から払拭できていないとみているからだと思います。今後のETF市場の動きにも目を向けていただきたいと思います。
■その点を考慮して、ドル円は9月2日高値104.30円をターゲットに抜けるようであれば、200日移動平均線(11日現在105.09円)を見ておきたいところです。
■昨日は、注目された第二回テレビ討論会でクリントン氏が優勢と伝えられたことから、年内の利上げ観測からドル高となりました。また、原油価格が1年3ヶ月ぶりの高値を記録したことでリスク選好からドル円も買われやすい環境となっています。
原油価格上昇の背景としては、プーチン大統領が石油市場の安定を維持することを目的としてOPECの減産の同調する報道が流れたのが要因として大きいようです。
しかし、今の流れを否定する考えを言えば、各国の具体的な減産量が決まらないうちは比較的、先物市場は噂で買われやすく、また事実が出ることで大幅に売られることには警戒は必要であるとみています。
減産でテコ入れをしているうちは、世界的に長い目線で見れば成長率鈍化を意味するものであり、やはり需要喚起が絶対的に必要であることは確かです。
■本日は、原油価格や株価を横目にしながら104円の攻防に入ると思います。そんな中でのポイントをお伝えしたいと思います。
■ユーロドルの動きです。
日足ベースは、短期的には売られやすい環境です。
これは、ポンドドルの動きからもありますが、先週のポンドショックで再び売り優勢の展開となっていることも影響が出ているようです。
ユーロドルの週間足は、昨年11月の1.05ドルからの切り上げ、そして今年5月の高値1.16ドルの11セントのレンジの中で約1年持ち合っています。よく見れば三角持ち合いにも見えます。そのサポートラインが1.1080ドルに位置しているのでこのラインを割り込むかに注目したいです。
■次に、金のETF残高の積み増しです。
最近の金市場は、年内利上げ観測からドル買い優勢となり、1300ドルの大台割れとなっています。しかし、ETF市場では、先週末に11トン強積み増されているのです。完全にバーゲンハンティングでの買いが入っています。この積み増しが多いのはやはり、現在の市場が完全に不透明から払拭できていないとみているからだと思います。今後のETF市場の動きにも目を向けていただきたいと思います。
■その点を考慮して、ドル円は9月2日高値104.30円をターゲットに抜けるようであれば、200日移動平均線(11日現在105.09円)を見ておきたいところです。