東京株式(大引け)=136円高、円安進行受け広範囲に買われ続伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/04 15:46
 4日の東京株式市場は、為替の円安を味方に前日の地合いを引き継いで買い優勢の展開となり、日経平均は7日ぶりに終値で1万6700円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前日比136円98銭高の1万6735円65銭と続伸。東証1部の売買高概算は15億6282万株、売買代金概算は1兆7528億1000万円。値上がり銘柄数は1404、対して値下がり銘柄数441、変わらずは135銘柄だった。

 きょうの東京市場は主力株中心に広範囲に買われ、東証1部全体の7割の銘柄が上昇した。前日の米国株市場は軟調だったが、9月のISM製造業景況指数が前月から持ち直したことで、年内利上げの思惑が高まり、外国為替市場でドル高円安傾向に振れた。これが輸出関連には追い風となったかたちだ。また、銀行株が戻り足をみせたことで投資家心理が改善したとの見方も出ている。東工大の大隅良典栄誉教授のノーベル賞受賞に触発されて、ノーベル賞関連株を幅広く物色する動きもみられた。日経平均は後場終盤伸び悩んだが、引け際にまとまった買いが入り、水準を一段切り上げて着地。売買代金は2兆円に大きく届かず、引き続き低調だった。

 個別では、為替の円安傾向を好感してトヨタ自動車<7203.T>など自動車株が買われたほか、東京エレクトロン<8035.T>日立国際電気<6756.T>も買いが優勢。ファーストリテイリング<9983.T>も続伸した。ノーベル賞関連の有力銘柄としてタカラバイオ<4974.T>も買われたが引けにかけて伸び悩む展開に。一方、需給相場の様相をみせたのがホクシン<7897.T>でストップ高のまま買い物を残した。

 半面、売買代金トップの任天堂<7974.T>が軟調、朝高のしまむら<8227.T>も値を消す展開に。さが美<8201.T>は信用規制を嫌気して3日続落。野村不動産ホールディングス<3231.T>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>も下落した。業績悪を売り材料に不二越<6474.T>の下げも目立った。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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