東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後に切り返すも上値重い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/20 11:44
 20日前引けの日経平均株価は前週末比18円61銭高の1万6537円90銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億1644万株、売買代金概算は9036億6000万円。値上がり銘柄数は1166、対して値下がり銘柄数は663、変わらずは145銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は安く始まったもののその後プラス圏に切り返す動きをみせた。ただし上値も重い。あすまでの日程で国内は日銀の金融政策決定会合、米国ではFOMCが行われ、金融政策についての発表を見極めたいとの思惑もあって売り買いともに持ち高を積み上げるような動きはみられない。電力ガスや情報通信などの内需株が買われたほか、輸出セクターも自動車株がしっかりした動きをみせていることで全体相場を支えている。

 個別では任天堂<7974.T>が朝安から切り返し4連騰、きょうも売買代金は断トツ。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が堅調、キーエンス<6861.T>も上昇した。ソフトブレーン<4779.T>ブレインパッド<3655.T>が物色人気を集め急伸、ディー・エヌ・エー<2432.T>も買い優勢となっている。半面ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安で目を引く。ローソン<2651.T>も軟調。東京製鉄<5423.T>が大きく値を下げたほか、日清紡ホールディングス<3105.T>J.フロント リテイリング<3086.T>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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