東京株式(大引け)=114円安、米株安やマイナス金利深掘り懸念で反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/14 15:55
 14日の東京株式市場はリスク回避ムードが漂うなか終始買い手控えられる流れとなった。日経平均株価は終盤に下げ幅を広げた。

 大引けの日経平均株価は前日比114円80銭安の1万6614円24銭と反落。東証1部の売買高概算は16億6404万株、売買代金概算は1兆7672億5000万円。値上がり銘柄数は533、対して値下がり銘柄数は1281、変わらずは161銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株安や原油市況安などを受け軟調に推移した。米国株市場では早期利上げへの思惑がくすぶるなか、NYダウが260ドル近い下げをみせ、12日の上げを帳消しにしており、リスクオフの流れがそのまま東京市場に及んだ。20~21日の日米での金融政策会合に関心が高まるなかで投資家心理も不安定、日銀が「総括的検証」でマイナス金利深掘りに前向きな姿勢を示すとの思惑が、銀行株の下げなどを誘発し、全体地合い悪を助長した面もある。一方、外国為替市場では円安に振れたが、自動車など輸出株の反応は薄かった。売買代金は低調で今週に入り3日連続で2兆円を下回っている。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、日本電産<6594.T>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も安い。ここ大きく買われてきたサイバーコム<3852.T>が急反落、ツルハホールディングス<3391.T>日本化薬<4272.T>の下げも目立つ。コロプラ<3668.T>も大きく値を下げた。

 半面、売買代金トップの任天堂<7974.T>が売り物を吸収して反発。アルプス電気<6770.T>も堅調。第一生命保険<8750.T>が物色人気を集めた。ソフトブレーン<4779.T>がストップ高に買われ、木村化工機<6378.T>三菱化工機<6331.T>なども値を飛ばした。ジャパンディスプレイ<6740.T>が活況高、東京製鉄<5423.T>が上昇、サイゼリヤ<7581.T>も上値を追った。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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