明日の株式相場見通し
13日の東京株式市場は、大幅反落の後遺症の残るなか、買い手掛かり材料不足もあり、日経平均株価は続落となりそうだ。きょうの日経平均株価終値は、8月26日以来、約半月ぶりに25日移動平均線(1万6754円=12日終値)を割り込んだ。来週の20~21日に開催される日米両国の金融政策の決定会合が通過するまでは売り買いともに手控え姿勢が続きそうだ。
市場関係者からは「前週末の米国株市場では、ボストン連銀のローゼングレン総裁が早期利上げを肯定する発言をしたことが、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを想起させ、予想外のNYダウ急落を招いた。
ただ、米利上げ観測が浮上したにも関わらず、外国為替市場では円安・ドル高は進行せず、1ドル102円台前半(12日夕刻)での推移で、株価の下支え要因とはなっていない」との見方が出ていた。
12日の東京株式市場は大きく売りが先行、日経平均株価は前引にいったん下げ渋る場面があったものの、後場は再び下げ幅を広げた。日経平均株価終値は、前週末比292円84銭安の1万6672円92銭と急反落した。
日程面では、7~9月期の法人企業景気予測調査、7月のマネタリーベースに注目。
海外では、中国8月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、米8月の財政収支が焦点になる。
市場関係者からは「前週末の米国株市場では、ボストン連銀のローゼングレン総裁が早期利上げを肯定する発言をしたことが、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを想起させ、予想外のNYダウ急落を招いた。
ただ、米利上げ観測が浮上したにも関わらず、外国為替市場では円安・ドル高は進行せず、1ドル102円台前半(12日夕刻)での推移で、株価の下支え要因とはなっていない」との見方が出ていた。
12日の東京株式市場は大きく売りが先行、日経平均株価は前引にいったん下げ渋る場面があったものの、後場は再び下げ幅を広げた。日経平均株価終値は、前週末比292円84銭安の1万6672円92銭と急反落した。
日程面では、7~9月期の法人企業景気予測調査、7月のマネタリーベースに注目。
海外では、中国8月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、米8月の財政収支が焦点になる。