任天堂（7974）５日線上向き・連続陽線・ミニゴールデンクロスからの中段保ち合い離れに期待

◆中段保ち合い離れが期待できる３つの動き

中段保ち合い離れの上昇で、任天堂（7974）に期待です。

ポケモンフィーバーで１３０００円台から３２７００円まで短期急騰劇を演じたものの、業績の影響が限定的との会社リリースで窓あけの急反落、その後、２０１００円まで下落してから、２２０００円程度で中段保ち合いが続いていました。

強弱感が対立していましたが、今日（９月１日）に８月１０日の戻り高値２３３６０円を終値で上抜けする陽線が出現しました。

反落後の中段保ち合いを細かく見ると、緩やかに下値を切り上げています。短期的に下値切り上げの三角保ち合い型であり、買い勢力の方が上回っていた状況と見られます。

さらに５日線が上向き、２５日線とのゴールデンクロスを達成、連続陽線で保ち合いの高値を抜けたとなれば、ここは素直に順張りで流れにつきたいところでしょう。

残る関門は、７月２５日に窓あけで急落したときの寄り付き価格である２３７２０円です。関門を突破すれば、窓埋めの期待が高まりそうです。

個人投資家の方にも人気がある銘柄ですし、高値つかみで評価損を抱えてしまった方も結構いると思います。任天堂の株価回復で、個人投資家の元気が回復することにも期待します。