■短期売買戦略:戻りを待っての売り方針

著者:平野朋之
投稿:2016/08/01 20:59

■ユーロドルは00日移動平均線を超え


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■本日のアジアタイムでは、日経平均株価の動きをみながらの展開となりましたがやはり先週末の失望感や米GDPの影響が残り、重い展開で推移しています。


■今晩は、先週末のGDPの結果を背景に、株式市場の動向やISM製造業景況指数が注目されるとみています。

経済指標が低調な発表ならば、先週末安値を下回り、投げ売りが出る可能性もあるので注意したいです。

また、原油もこのところ不調な動きが続き、節目の40ドル目前になっているのも気がかりです。「原油売り→株売り」につながる可能性も否めないので注意は必要です。

チャートを見れば、先週末の大陰線のイメージがあるので、買い切るのはやはり非常に難しいとみています。


■今夜の基本スタンスとしては、戻り待ちの売りから入りたいと考えています。

・戻りポイント(指値売り)
本日高値…102.70円水準

・ブレイクポイント(逆指値)
先週末安値…101.95円


一方、ユーロドルも先週末引値ベースで、200日移動平均線を超え、英離脱後の上値抵抗としても大きく作用していたので、その点にも注目しています。
平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想