東京株式(前引け)=反落、決定会合にらみ買い手控え感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/28 11:50
 28日前引けの日経平均株価は前日比114円56銭安の1万6550円26銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億1138万株、売買代金概算は1兆1099億2000万円。値上がり銘柄数は455、対して値下がり銘柄数は1385、変わらずは123銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の反動で利益確定の売り優勢。為替の円高進行を背景に日経平均株価は一時1万6400円台まで売り込まれたが、前場後半は下げ渋った。大規模な経済対策に対する期待感はあるものの、あすに日銀の金融政策決定会合の結果を控え、これを見極めたいとの思惑から買いが手控えられた。東証1部全体の7割の銘柄が値を下げている。

 個別では、任天堂<7974.T>が続落、富士フイルムホールディングス<4901.T>も大幅安。シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687.T>ホシデン<6804.T>ミネベア<6479.T>などの下げも目立つ。さくらインターネット<3778.T>ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>なども安い。半面、SUMCO<3436.T>が上昇、NTN<6472.T>も買われた。九電工<1959.T>が値を飛ばし、アドバンテスト<6857.T>も物色人気を集めた。ミスミグループ本社<9962.T>が大幅高、不動テトラ<1813.T>も高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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