豪ドル、株式市場では8月が鬼門
明日早朝のFOMC、29日の日銀政策決定会合という2大イベントが迫っています。FOMCについては、政策金利据え置き、声明文についても中立的な内容になるのでは?と見ています。
一方、日銀については何らかの追加緩和は既定路線。想定通りの内容で落ち着けば、「予想で買われ、結果で売られる」パターンか?4月の政策会合同様、「ゼロ回答」がワーストケースとなりますが、今回については来月早々にも発表される政府の経済対策に対する期待もあり(本日安倍総理より28兆円超と公表されたが真水等の部分は示されていません)、サポート要因として機能しそうです。
ただ、期待値があまりにも高まると、その反動は大きなものになることも事実です。結果を見極めてから、動き出しても決して遅くはないと思います。
アノマリー、マーケットにおいてははっきりとした理論的な根拠を持つわけではないが、よく当たるとされる経験則のことですが、今回、8月のアノマリーをご紹介したいと思います。
まず、為替についてですが、8月は豪ドルが売られやすい傾向があります。とりわけ、対円で顕著です。2000年~2015年の8月の豪ドル/円を調べてみると(月足で陰線:勝 陽線:敗とした場合)、14勝2敗。対ドルでは11勝5敗でした。
そして、株式市場を調べてみると、日経平均は過去20年のパフォーマンスが-2.4%、NYダウも-1.3%と、これまた振るわない月とのデータがあります。元々、日本では2月・8月は経済活動が落ち込みやすい月と言われていますが、その辺りが影響しているのでしょうか?
「相場に絶対はありません」が、一方で、「相場は確率に賭けるゲーム」とも言われています。アノマリーを取引に利用してみることを検討してみてはいかがでしょうか?
個人的には8月前半の日本政府の経済対策、8月の米経済指標が回復の兆しを見せた場合、月後半に開催されるジャクソンホールミーティングが相場の波乱の要因になるのでは?と考えています。
一方、日銀については何らかの追加緩和は既定路線。想定通りの内容で落ち着けば、「予想で買われ、結果で売られる」パターンか?4月の政策会合同様、「ゼロ回答」がワーストケースとなりますが、今回については来月早々にも発表される政府の経済対策に対する期待もあり(本日安倍総理より28兆円超と公表されたが真水等の部分は示されていません)、サポート要因として機能しそうです。
ただ、期待値があまりにも高まると、その反動は大きなものになることも事実です。結果を見極めてから、動き出しても決して遅くはないと思います。
アノマリー、マーケットにおいてははっきりとした理論的な根拠を持つわけではないが、よく当たるとされる経験則のことですが、今回、8月のアノマリーをご紹介したいと思います。
まず、為替についてですが、8月は豪ドルが売られやすい傾向があります。とりわけ、対円で顕著です。2000年~2015年の8月の豪ドル/円を調べてみると(月足で陰線:勝 陽線:敗とした場合)、14勝2敗。対ドルでは11勝5敗でした。
そして、株式市場を調べてみると、日経平均は過去20年のパフォーマンスが-2.4%、NYダウも-1.3%と、これまた振るわない月とのデータがあります。元々、日本では2月・8月は経済活動が落ち込みやすい月と言われていますが、その辺りが影響しているのでしょうか?
「相場に絶対はありません」が、一方で、「相場は確率に賭けるゲーム」とも言われています。アノマリーを取引に利用してみることを検討してみてはいかがでしょうか?
個人的には8月前半の日本政府の経済対策、8月の米経済指標が回復の兆しを見せた場合、月後半に開催されるジャクソンホールミーティングが相場の波乱の要因になるのでは?と考えています。