カネコ種苗が大幅続伸、17年5月期営業減益予想も上振れ期待

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/12 10:40
 カネコ種苗<1376.T>が大幅続伸。11日取引終了後、17年5月期の連結業績予想を発表し、売上高は581億円(前期比横ばい)、営業利益は20億5000万円(同4.4%減)と、営業減益を見込んでいる。ただ、同業のサカタのタネ<1377.T>が今期見通しは保守的との見方から買われており、同社にも業績上振れを期待した買いが入っている。

 前期まで業績のかさ上げ要因となった雪害復旧需要が、前期の第2四半期に収束したことで施設材事業の売り上げ減を見込むものの、キャベツ・カボチャの輸出増や枝豆・カボチャ・ニンジン・レタスの販売増などによる種苗事業の好調や、農林事業の増収でカバーする。ただ、施設材事業の採算性の低下などで減益を見込んでいる。

 なお、16年5月期連結決算は売上高580億9900万円(前の期比1.2%減)、営業利益21億4400万円(同0.1%増)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,416.0
(07/19)
-1.0
(-0.07%)
3,540.0
(07/19)
+10.0
(+0.28%)