明日の相場展望 ~悲観もせず、楽観もせず~

著者:橋本明男
投稿:2016/06/17 18:55

様々な憶測がかまびすしい

今週はよく売られました。米国雇用統計に始まり、日銀の現状維持発表によって1ドル103円台まで円が上昇。日経平均は二番底と思われた4月の安値を切ってしまい週足の大引けとしても2月12日の14592円一本しか節目が無くなりました。

さて、来週末23日にはイギリスのEU離脱に絡む国民投票という大イベントがあります。残留なら問題はありませんが離脱となった場合、為替がどう動くのか。

世界の株価がどう動くのかそれよりも世界経済がどうなるのか。様々な憶測がかまびすしいですが、本当の所は誰にも分からないのではないでしょうか。当然私も経済学者でも無いですしその辺の所はちんぷんかんぷんですが一つ言える事は日経平均6月28日までの間に2月安値を切らない限り暴落は起こりません。

それよりも今日の大引けからして日経平均、来週末金曜日16400円前後までの戻りもあり得ます。そうなった場合は年初来高値は近いです。今年の最重要週です。悲観せず、楽観もせず。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想