<動意株・16日>(大引け)=サイオステクノロジー、インフォテリア、富士通コンポーネントなど
サイオステクノロジー<3744.T>=後場ストップ高。同社は午後1時ごろ、発表を延期していた16年12月期の第1四半期(1~3月)連結決算について、売上高32億8100万円(前年同期比56.3%増)、営業利益2億2300万円(同8.6倍)、純利益1億2900万円(前年同期2900万円の赤字)と大幅営業増益で着地したと発表しており、これを好感した買いが入っている。前期に子会社化したキーポート・ソリューションズやProfit Cubeが寄与しアプリケーション事業が大幅に伸長したほか、主力のオープンシステム基盤事業の収益が改善したことが牽引役となった。
インフォテリア<3853.T>=後場に入りストップ高。きょう付の日経産業新聞で「テックビューロ(大阪市)は共同で、仮想通貨などの基盤技術である『ブロックチェーン』をマイクロファイナンス(低所得層向け金融サービス)に応用するミャンマーでの実証実験に成功した」と報じられたことを受けて、この日は朝方から買いが入っていたが、前引け後に会社側が正式に発表したことで、改めてこれを評価する動きとなっている。
富士通コンポーネント<6719.T>=ストップ高。同社は15日、車載用静電容量方式タッチパネルを開発したと発表。これが材料視されているようだ。この製品は、車載用タッチパネルに要求される高耐環境性に対応。16年下期から量産を開始する予定だとしている。
生化学工業<4548.T>=急伸。同社は15日取引終了後に、フェリング・ファーマシューティカルズ(スイス)と腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SI-6603」の海外でのライセンスに関して基本合意書を締結したと発表。米国を中心とした海外での独占的な販売などのライセンス契約を両社で締結することを前提としたもので、正式契約は17年3月期上期中を予定している。
森下仁丹<4524.T>=一時ストップ高。同社は午前10時ごろ、アンジェス MG<4563.T>との間で、アンジェスが保有する子宮頸部前がん病変治療ワクチン(CIN治療ワクチン)の独占的開発・製造・販売に関する権利の許諾で基本合意したと発表しており、同社とアンジェス双方に買いが入っている。同ワクチンは東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座・川名敬准教授(東京大学医学部附属病院女性外科副科長)のグループにより、医師主導臨床研究として進められているもの。子宮頸部の前がん病変を退縮~消失させ、経口投与で子宮頸がんへの移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして期待されている。
インスペック<6656.T>=ストップ高。同社は15日に16年4月期の決算説明会資料を公表。これを機に改めて成長期待などが高まっている。資料では、精密FPC(フレキシブルプリント配線板)が急成長するなか、同社製品の需要が拡大。また、ほかの分野でも、4K液晶TABテープ向け検査装置などの受注が増加していることを示した。なお、同社が10日に発表した中期経営計画では、19年4月期の連結営業利益目標7億5000万円(16年4月期実績は1900万円の赤字)を掲げている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
インフォテリア<3853.T>=後場に入りストップ高。きょう付の日経産業新聞で「テックビューロ(大阪市)は共同で、仮想通貨などの基盤技術である『ブロックチェーン』をマイクロファイナンス(低所得層向け金融サービス)に応用するミャンマーでの実証実験に成功した」と報じられたことを受けて、この日は朝方から買いが入っていたが、前引け後に会社側が正式に発表したことで、改めてこれを評価する動きとなっている。
富士通コンポーネント<6719.T>=ストップ高。同社は15日、車載用静電容量方式タッチパネルを開発したと発表。これが材料視されているようだ。この製品は、車載用タッチパネルに要求される高耐環境性に対応。16年下期から量産を開始する予定だとしている。
生化学工業<4548.T>=急伸。同社は15日取引終了後に、フェリング・ファーマシューティカルズ(スイス)と腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SI-6603」の海外でのライセンスに関して基本合意書を締結したと発表。米国を中心とした海外での独占的な販売などのライセンス契約を両社で締結することを前提としたもので、正式契約は17年3月期上期中を予定している。
森下仁丹<4524.T>=一時ストップ高。同社は午前10時ごろ、アンジェス MG<4563.T>との間で、アンジェスが保有する子宮頸部前がん病変治療ワクチン(CIN治療ワクチン)の独占的開発・製造・販売に関する権利の許諾で基本合意したと発表しており、同社とアンジェス双方に買いが入っている。同ワクチンは東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座・川名敬准教授(東京大学医学部附属病院女性外科副科長)のグループにより、医師主導臨床研究として進められているもの。子宮頸部の前がん病変を退縮~消失させ、経口投与で子宮頸がんへの移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして期待されている。
インスペック<6656.T>=ストップ高。同社は15日に16年4月期の決算説明会資料を公表。これを機に改めて成長期待などが高まっている。資料では、精密FPC(フレキシブルプリント配線板)が急成長するなか、同社製品の需要が拡大。また、ほかの分野でも、4K液晶TABテープ向け検査装置などの受注が増加していることを示した。なお、同社が10日に発表した中期経営計画では、19年4月期の連結営業利益目標7億5000万円(16年4月期実績は1900万円の赤字)を掲げている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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