そろそろスポーツ関連に注目がいくころ?

著者:堀篤
投稿:2016/05/23 10:28

そろそろスポーツ関連に注目がいくころ?

いよいよ伊勢志摩サミットが近づき、各国の経済政策のガイドラインが見えてくる。

米国の利上げ
日本の金融緩和

この2つが焦点となりつつ、消費税の扱いなども、話題になるだろう。
ただし、消費税増税が延期になったとしても、株式市場がそれで上昇するかと言えば、そこには懐疑的にならざるを得ない。
日経平均が上昇する材料は、そこではないだろう。

現在、産業競争力会議で決めている「成長戦略案」が、上昇のポイントになる。
政策の巧拙に関わらず、その関連銘柄の業績が上がれば、それだけで、相場にテーマが与えられるのだ。
こういった循環物色は、サミット後に、さらに明確になるかもしれない。
日経平均も、持ち合いに入り、上に向かうタイミングを待つだけだ。

復習になるが、産業競争力会議でのテーマは以下の通り

ロボット・自動操縦
中古住宅  :
健康
訪日客・観光
省エネ投資
プレミアム商品券
スポーツ     
サービス・物流  

これらの分野のうち、特に注目されるのが、ロボット・AIだ。
この関連分野には、フィンテックと同時に、投資家が向きやすい。

そして、もう一つ注目されるのが、スポーツ関連だ。
サミットが終わり、選挙が終われば、リオ五輪だ。


いやが上にも、スポーツ関連銘柄に注目がいくだろう。
また、産業競争力会議でも、スポーツ関連産業は、2025年に15兆円の市場を目指す、という注力分野だ。

ここでは、東証1部、JQSからいくつかの銘柄を挙げてみるので、タイミングを研究してもらいたい。

東証1 4680 ラウンドワン
東証1 4801 セントラルスポーツ
東証1 4839 WOWOW
東証1 7936 アシックス
東証1 9766 コナミスポーツ

東証JQG 2180 サニーサイドアップ
東証JQS 6074 JSS
東証JQS 9625 セレスポ

東証1部銘柄も良いが、JQSから選んだ3銘柄にも期待ができる。

サニーサイドアップ(2180)はスポーツ関連に強い企画企業で、JSS(6074)はスイミングスクールの運営会社、セレスポ(9625)はスポーツイベントの運営会社だ。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想