■ドルインデックスは堅調に推移
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■昨日は日米とも株式市場は堅調な地合いドル円にとっても
追い風の中で取引が行われ109円台をキープしました。
最近は原油価格が40ドル台で推移し、株式市場も原油価格に足並み
を揃えるように堅調な動きとなっています。
市場は年初のようなリスク回避ムードからリスク選好時期への準備
段階に入りつつあるとみています。
■ドルインデックスを確認すると、5月3日のローソク足は長い
下ヒゲ陽線、つまり「カラカサ線」を最近の底値圏とみられる局面で
つけたことが大きいとみています。
その3日後も同じようにつけ、ドルの底値の堅さを象徴していると
みています。
月間足ベースでも水平線で見た場合、2006年の天井である
92ポイントが今回の底値に位置しているので、その意味でも「目先の」
ドルは底堅いと基本的に見ています。
■テクニカルでは、4時間足ベースで4月28日の高値(111.87円)
から今月3日の安値(105.53円)の値幅に対する50%戻り(108.70円)
達成で、次のターゲットが61.8%戻り(109.45円)となっています。
また、RSIでも4時間足ベースで70ポイントを超え過熱感が短期的に
出ているので、利食いが出やすいとみています。
その意味でも押目買いを基本スタンスに考えています。
■「押し目買い」のポイント価格
・4時間足ベース移動平均線200(108.76円)
・4時間足ベース移動平均線75(108.40円)