明日の東京株式市場見通し
11日の東京株式市場は、市場参加者のあいだに先高期待感が持続することが予想され、日経平均株価は続伸となりそうだ。9日の参院決算委員会で麻生太郎財務相が急激な為替相場の変動が起こった場合に「当然、(為替市場に)介入する用意がある」と述べたことがきっかけとなり、同日の海外市場で円安・ドル高が加速。10日の東京外国為替市場でも、1ドル=108円80銭台へと円安がさらに進行した。
市場関係者からは「円安・ドル高が加速したことで、自動車、電機、精密機器など輸出関連の主力銘柄に見直し買いが入った。10日終値で4月28日以来4営業日ぶりに25日移動平均線(1万6506円=10日)を回復したことで、先高期待感が浮上している」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は朝方から買いが先行し、外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、後場に入ると一段高に買われた。日経平均株価終値は、前日比349円16銭高の1万6565円19銭と大幅続伸し、心理的フシ目の1万6500円台を回復した。
市場関係者からは「円安・ドル高が加速したことで、自動車、電機、精密機器など輸出関連の主力銘柄に見直し買いが入った。10日終値で4月28日以来4営業日ぶりに25日移動平均線(1万6506円=10日)を回復したことで、先高期待感が浮上している」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は朝方から買いが先行し、外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、後場に入ると一段高に買われた。日経平均株価終値は、前日比349円16銭高の1万6565円19銭と大幅続伸し、心理的フシ目の1万6500円台を回復した。