トレンドを見極めてからの行動でも遅くはない
日経平均株価は追加の金融緩和への期待を背景に、4月25日には1万7572円の高値まで上昇しました。追加の金融緩和への期待が高まっていただけに、「現状維持」という結果が失望売りを誘い、4月28日には一時1万6652円の安値まで、600円超も下落しました。追加の金融緩和への期待で上がり、現実で下がるという流れでした。
目標株価として1万7900円プラスマイナス150円あたりを想定しましたが、結果的に窓を埋められずに下落しました。
前回、欲張れば高値掴みをする恐れもありますし、利益確定のタイミングを逸する可能性があるため、短期売買で利益確定が大切、ゴールデンウィーク中は二営業日しかないため無理にポジションをとる必要はない、と解説しました。日銀会合の結果待ちではありましたが、結果的に高値をつけたことで利益確定のタイミングとなり、買い方はポジションをとる必要がない1週間となりました。
ドル円についても、あくまでも短期的なトレンドの範囲内でのドル買いであり、中長期的な円高ドル安トレンドに今の所変化は見られない、と解説しました。日銀会合の結果を受けてではありますが、結果的に再びドル売りが進行。ドル円市場では底割れしてしまい、1米ドル106円台まで円買いが進んでいます。引き続き、中長期的な円高ドル安トレンドに変化は見られません。
さて、気になるのは今後の動きです。
CMEの日経平均先物はドル売りが進んだ影響もあり、1万6000円を割り込んだ1万5880円です。28日の終値から考えても700円ほど下落しています。
ドル円が底割れし、トレンドに変更がない状況では、株安は止まりません。日経平均株価は短期的に、トレンドラインを上にブレイクしたことでトレンドが転換しましたが、失望売りで下落したこともあり、再びトレンドラインを下回る可能性が高いでしょう。目先の動きとしては、株価が上昇する過程で4月12日に窓をあけており、それを埋める可能性はもちろんのこと、窓を開けて下落する可能性もあります。
ここ数カ月、中期でのトレンドに変更はないため、短期売買で吹いたら売りと解説しています。中期でのトレンドに変更がないようであれば、時間をかけて2月12日につけた年初来安値1万4865.77円を狙って二番底をつける可能性も視野にいれておきましょう。
ただし、ドル円の状況次第では、二番底で下げ止まるかはわかりません。トレンド転換が確認されるまでは、トレンドに逆らわず短期売買に徹し、吹いたら売りに徹しましょう。
目標株価として1万7900円プラスマイナス150円あたりを想定しましたが、結果的に窓を埋められずに下落しました。
前回、欲張れば高値掴みをする恐れもありますし、利益確定のタイミングを逸する可能性があるため、短期売買で利益確定が大切、ゴールデンウィーク中は二営業日しかないため無理にポジションをとる必要はない、と解説しました。日銀会合の結果待ちではありましたが、結果的に高値をつけたことで利益確定のタイミングとなり、買い方はポジションをとる必要がない1週間となりました。
ドル円についても、あくまでも短期的なトレンドの範囲内でのドル買いであり、中長期的な円高ドル安トレンドに今の所変化は見られない、と解説しました。日銀会合の結果を受けてではありますが、結果的に再びドル売りが進行。ドル円市場では底割れしてしまい、1米ドル106円台まで円買いが進んでいます。引き続き、中長期的な円高ドル安トレンドに変化は見られません。
さて、気になるのは今後の動きです。
CMEの日経平均先物はドル売りが進んだ影響もあり、1万6000円を割り込んだ1万5880円です。28日の終値から考えても700円ほど下落しています。
ドル円が底割れし、トレンドに変更がない状況では、株安は止まりません。日経平均株価は短期的に、トレンドラインを上にブレイクしたことでトレンドが転換しましたが、失望売りで下落したこともあり、再びトレンドラインを下回る可能性が高いでしょう。目先の動きとしては、株価が上昇する過程で4月12日に窓をあけており、それを埋める可能性はもちろんのこと、窓を開けて下落する可能性もあります。
ここ数カ月、中期でのトレンドに変更はないため、短期売買で吹いたら売りと解説しています。中期でのトレンドに変更がないようであれば、時間をかけて2月12日につけた年初来安値1万4865.77円を狙って二番底をつける可能性も視野にいれておきましょう。
ただし、ドル円の状況次第では、二番底で下げ止まるかはわかりません。トレンド転換が確認されるまでは、トレンドに逆らわず短期売買に徹し、吹いたら売りに徹しましょう。