エルナーの15年12月期業績は計画下振れ、製品ミックス変化でコストが増加

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/05 17:29
 エルナー<6972.T>がこの日の取引終了後、集計中の15年12月期連結業績について、売上高を309億円から308億4000万円(前の期比2.2%減)へ、営業利益を7億5000万円から3億4000万円(同25.1%減)へ、最終損益を8億円の赤字から19億8000万円の赤字(前の期5億6500万円の赤字)へ下方修正した。

 海外工場の生産改善への取り組みが計画を下回っていることに加えて、ビルドアップ製品の受注が増加したことで製品ミックスが大きく変化し工程生産能力の負荷が大きくなった結果、コストが増加したことなどが要因としている。また、台湾の公平交易委員会からの課徴金に関する通知を受領したことから、特別損失に独占禁止法関連損失を計上するほか、繰延税金資産の取り崩しが見込まれるため、最終損益の修正幅が大きくなったとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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