WTI再び30ドル割れ。
![OPEC国別産油量](/uploads/554247/normal/7fbf74373.gif)
昨晩のニューヨーク原油は大幅続落、WTI3月ものは前日比1.74ドル安の29.88ドルで終了。再び30ドルを割り込みました。週間原油在庫の増加予想や、ロシアの1月の原油生産量が旧ソビエト崩壊後の過去最高を記録したことなどが嫌気されました。ロシア・エネルギー省によると1月のロシア原油生産は前月比+0.7%増の日量1087万8000バレルとしました。OPEC月次報告によると2016年のロシア原油生産高見通しは日量1074万バレルと前年から5万バレル減少の見通しとなっていました。OPECによると世界全体日量194万バレルの供給過剰としていますが、イラクやロシアの増産、イランの制裁解除後の輸出増加観測でじゃぶじゃぶ感拭いえず、2001年以来の20ドル割れに向かってるものと思われます。原油関連ETFなどは売り方針で。