<動意株・1日>(大引け)=村田製作所、一蔵、ソフィアHDなど
村田製作所<6981.T>=続急伸。前週末1月29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(15年4~12月)連結決算が、売上高9494億8700万円(前年同期比22.1%増)、営業利益2354億1400万円(同46.1%増)となり、大幅増益で着地したことが好感されている。スマートフォン向けに表面波フィルタやMLCC(チップ積層セラミックコンデンサ)が好調だったほか、通信モジュールの需要も拡大した。また、車載用コンデンサも堅調に推移し業績を牽引した。
一蔵<6186.T>=ストップ高。同社は1月29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の単体決算を発表。前年同期は第3四半期の開示を行っていないことから比較はないが、売上高は105億8600万円、営業利益は10億5100万円、純利益は6億4800万円を計上。通期業績は売上高137億7400万円(前期比5.4%増)、営業利益10億2000万円(同31.1%増)、純利益6億3900万円(同25.6%増)と従来見通しを据え置いており、第3四半期時点で通期の利益予想を上回っていることから上振れ期待が高まっている。和装事業では振袖の販売・レンタル、成人式の前取り写真撮影などの受注が大きく伸長、ウエディング事業も挙式・披露宴の成約件数が拡大している。
ソフィアホールディングス<6942.T>=一時、ストップ高。同社子会社のジーンクエストはきょう、「遺伝子情報提供方法、遺伝子情報提供プログラム、および遺伝子情報提供システム」に関する特許を取得したと発表。これが材料視されているようだ。この特許はDTC(直接消費者に提供される遺伝学的検査)遺伝子解析サービスにおける情報管理を行うための統合システム。販売から解析、検査結果表示の全行程において、個人情報および遺伝子情報を適切かつ安全に取り扱うことができる。
ソニー<6758.T>=大幅高。同社が29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表し営業利益は前年同期比2.3倍の3870億7000万円と大幅増益となったことが好感されている。デバイス部門の収益は悪化したが、プレイステーション4のソフトウエアやゲーム機の販売台数が伸びゲーム&ネットワークサービス分野が増収増益となった。また、映画分野も堅調だった。未定としていた期末配当は10円とし、年間では20円(前期は無配)とする。
黒崎播磨<5352.T>=続急伸。1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1160億円から1150億円(前期比4.1%増)へ下方修正した一方、営業利益を47億円から53億円(同37.9%増)へ、純利益を29億円から35億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。主要得意先である鉄鋼業界の生産調整継続を受けて、耐火物需要が減少していることから売上高は下方修正したが、コストダウンのさらなる進展や為替の変動で利益面は上方修正された。
リニカル<2183.T>=急騰。昨年12月24日以来の2000円台を回復。前週末1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の65億8600万円から75億1000万円(前期比54.1%増)へ、営業利益を12億3500万円から17億2400万円(同96.8%増)へ上方修正したことを好感。主力事業であるCRO(臨床試験受託)事業において、グローバル化を強力に推進したことで、国内案件、海外案件および国際共同治験のいずれも受注が好調を維持したことに加えて、これに伴い海外子会社の採算が大幅に改善したことが要因。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
一蔵<6186.T>=ストップ高。同社は1月29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の単体決算を発表。前年同期は第3四半期の開示を行っていないことから比較はないが、売上高は105億8600万円、営業利益は10億5100万円、純利益は6億4800万円を計上。通期業績は売上高137億7400万円(前期比5.4%増)、営業利益10億2000万円(同31.1%増)、純利益6億3900万円(同25.6%増)と従来見通しを据え置いており、第3四半期時点で通期の利益予想を上回っていることから上振れ期待が高まっている。和装事業では振袖の販売・レンタル、成人式の前取り写真撮影などの受注が大きく伸長、ウエディング事業も挙式・披露宴の成約件数が拡大している。
ソフィアホールディングス<6942.T>=一時、ストップ高。同社子会社のジーンクエストはきょう、「遺伝子情報提供方法、遺伝子情報提供プログラム、および遺伝子情報提供システム」に関する特許を取得したと発表。これが材料視されているようだ。この特許はDTC(直接消費者に提供される遺伝学的検査)遺伝子解析サービスにおける情報管理を行うための統合システム。販売から解析、検査結果表示の全行程において、個人情報および遺伝子情報を適切かつ安全に取り扱うことができる。
ソニー<6758.T>=大幅高。同社が29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表し営業利益は前年同期比2.3倍の3870億7000万円と大幅増益となったことが好感されている。デバイス部門の収益は悪化したが、プレイステーション4のソフトウエアやゲーム機の販売台数が伸びゲーム&ネットワークサービス分野が増収増益となった。また、映画分野も堅調だった。未定としていた期末配当は10円とし、年間では20円(前期は無配)とする。
黒崎播磨<5352.T>=続急伸。1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1160億円から1150億円(前期比4.1%増)へ下方修正した一方、営業利益を47億円から53億円(同37.9%増)へ、純利益を29億円から35億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。主要得意先である鉄鋼業界の生産調整継続を受けて、耐火物需要が減少していることから売上高は下方修正したが、コストダウンのさらなる進展や為替の変動で利益面は上方修正された。
リニカル<2183.T>=急騰。昨年12月24日以来の2000円台を回復。前週末1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の65億8600万円から75億1000万円(前期比54.1%増)へ、営業利益を12億3500万円から17億2400万円(同96.8%増)へ上方修正したことを好感。主力事業であるCRO(臨床試験受託)事業において、グローバル化を強力に推進したことで、国内案件、海外案件および国際共同治験のいずれも受注が好調を維持したことに加えて、これに伴い海外子会社の採算が大幅に改善したことが要因。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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