「儲けようと思ってはダメ、無の境地で・・・」
先週末の日経平均は941.27円高の16958.53円で取引を終了した。ECBのドラギ総裁が追加緩和を示唆したことで、市場には買い安心感が台頭。売り方の買い戻しの動きが一気に強まり、株価は急伸となった。ただ、買い戻しの動きも、17000円の手前ではやや足踏み状態。この付近での上値の重さを示唆している。
日経平均の日足チャートでは、大陽線が出現。前日の上ひげをあっさり突破しており、先高観の強いチャート形状となっている。
しかし、1/21の急落によって、17000円付近にはファンダメンタルズの壁④が確認されており、これが短期的な上値の限界値。強弱の分岐ラインである前回の窓上限(17057.60円)も突破しておらず、これを終値ベースで上抜けるまで、弱気相場は継続していると考えるべきだろう。
問題なのは週末のシカゴ日経平均先物が非常に高いということ。17260円まで上昇しており、この壁および強弱の分岐ラインを一時的にも突破する可能性が高くなっている。
もし、相場が強気転換した場合には、今度の目標値は上方の窓(18951.12円-19012.27円)となる。ここから2000円程度の値幅が出ることになり、そういった意味で注意が必要なのだ。現時点では「弱気継続」とするが、週明け早々に買い転換の可能性があることを指摘しておきたい。当然、終値ベースでこの窓上限(17057.60円)を突破できなければ、「弱気相場」は継続となる。非常に“騙されやすい場面”ではあるが、チャート(窓・壁・軸理論)の示す方向で忠実に売買することにしたい。少しでも「儲けたい」「損したくない」という気持ちが入ると、得てして投資というものは「反対のトレード」をしてしまうもの。自分を含めて下手な相場感は“ご法度”であり、「無の境地」で相場に臨むことにしたい。
日経平均の日足チャートでは、大陽線が出現。前日の上ひげをあっさり突破しており、先高観の強いチャート形状となっている。
しかし、1/21の急落によって、17000円付近にはファンダメンタルズの壁④が確認されており、これが短期的な上値の限界値。強弱の分岐ラインである前回の窓上限(17057.60円)も突破しておらず、これを終値ベースで上抜けるまで、弱気相場は継続していると考えるべきだろう。
問題なのは週末のシカゴ日経平均先物が非常に高いということ。17260円まで上昇しており、この壁および強弱の分岐ラインを一時的にも突破する可能性が高くなっている。
もし、相場が強気転換した場合には、今度の目標値は上方の窓(18951.12円-19012.27円)となる。ここから2000円程度の値幅が出ることになり、そういった意味で注意が必要なのだ。現時点では「弱気継続」とするが、週明け早々に買い転換の可能性があることを指摘しておきたい。当然、終値ベースでこの窓上限(17057.60円)を突破できなければ、「弱気相場」は継続となる。非常に“騙されやすい場面”ではあるが、チャート(窓・壁・軸理論)の示す方向で忠実に売買することにしたい。少しでも「儲けたい」「損したくない」という気持ちが入ると、得てして投資というものは「反対のトレード」をしてしまうもの。自分を含めて下手な相場感は“ご法度”であり、「無の境地」で相場に臨むことにしたい。