国際通貨基金（ＩＭＦ）は９日発表した世界経済見通しで、２０１３年の世界全体の実質国内総生産（ＧＤＰ）成長率予測を３・６％とし、７月時点の見込みから０・３ポイント下振れすると予想した。日本についても０・３ポイント下方修正し、東日本大震災の復興需要が急減することで１・２％成長に鈍化するとした。　下方修正は、債務危機の拡大に歯止めをかけられない欧州をはじめとする先進国が「将来への信頼を再構築できていない」のが主な要... ...続きを読む

　ＩＭＦ＝国際通貨基金は、新たに５０００億ドルの資金増強を目指す方針を明らかにしました。　　　ヨーロッパの財政危機で生じる潜在的な資金需要が、今後数年間で１兆ドル規模とのＩＭＦの試算に対し、融資能力は４０００億ドル程度とされているため、資金増強で危機対応能力を高め、市場に安心感を与える狙いがあるとみられます。　　　ＥＵ諸国は、すでに２０００億ドルの拠出を表明していますが、ＩＭＦは今後、追加の資金拠出をめぐり、日... ...続きを読む