国際通貨基金(IMF)は9日発表した世界経済見通しで、2013年の世界全体の実質国内総生産(GDP)成長率予測を3・6%とし、7月時点の見込みから0・3ポイント下振れすると予想した。日本についても0・3ポイント下方修正し、東日本大震災の復興需要が急減することで1・2%成長に鈍化するとした。
下方修正は、債務危機の拡大に歯止めをかけられない欧州をはじめとする先進国が「将来への信頼を再構築できていない」のが主な要因。世界経済の回復は「不確実性が見通しを大きく圧迫している」と強調した。(
国際通貨基金(IMF)は9日発表した世界経済見通しで、2013年の世界全体の実質国内総生産(GDP)成長率予測を3・6%とし、7月時点の見込みから0・3ポイント下振れすると予想した。日本についても0・3ポイント下方修正し、東日本大震災の復興需要が急減することで1・2%成長に鈍化するとした。
下方修正は、債務危機の拡大に歯止めをかけられない欧州をはじめとする先進国が「将来への信頼を再構築できていない」のが主な要因。世界経済の回復は「不確実性が見通しを大きく圧迫している」と強調した。(