TOPIX -10 @1,692
日経平均 -128 @23,216
新型肺炎の拡大を受けて米ダウ工業株30種平均が大幅続落したことを嫌気して、日経平均も続落した。下げ幅は一時200円を超えた。中国政府が新型肺炎の感染拡大を防ぐために春節の連休延長を決めたため、中国製造業の活動がとまり、日本企業の受注が減少すると予想される。これが株安へとつながった。ただ、前日に既に大きく下げていたこともあり、寄り付き後は下げ渋った。
日経平均の日足チャートを見ると、昨日に続いてギャップダウンして始まったがすぐに切り返して陽線で終えた。ダブルトップのネックラインである1月8日安値に迫った。1月8日の下ひげは割り込んでいないが実体部分で見ると既に割り込んだ。2日連続でギャップダウンして今日は陽線で終えたので、流石に明日は自律反発があるのでは?
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、機械(4位)、海運(5位)となった。