TOPIX +8 @1,700
日経平均 +164円 @23,379円
米国株式相場が反発したことを受けて、日経平均も反発した。「米ホワイトハウスが中国と米国を結ぶ航空便の運航停止を見送ることを決めた」と報じられると日本株の上昇に弾みが付き、日経平均は一時170円超上げた。日経平均は今週に入って600円以上下げていたので自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、香港ハンセン指数も下げ渋ったことが日本株を下支えした。
日経平均の日足チャートを見ると、ギャップアップして始まり、下ひげを引いた陽線で終えた。ダブルトップのネックラインで踏みとどまり反発し始めた形である。23,600円辺りが当面の上値抵抗線であり、もしここで跳ね返されるとまたネックラインの攻防戦となりそうである。
33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、証券(3位)、ゴム製品(4位)、化学(5位)となった。