TOPIX -14 @1,731
日経平均 -236円 @23,795円
円相場が1ドル=109円台半ばまで円高・ドル安が進み、日本株は売りが先行した。中国・武漢市が新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、公共交通機関の運行を停止すると発表した。これにより中国景気が減速し、インバウンドの訪日客需要が低迷するとの懸念が広まった。これを嫌気して、日経平均は下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日および25日移動平均線を再び割り込んだ。次に下値支持線として意識されるのは11月26日高値@23,608円である。ダブルトップを形成しつつあるように見えるが、ネックラインはかなり下の方(23,000円辺り)にあるため、ダブルトップ完成はたとえするとしてもまだ先のことである。
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、空運(4位)、非鉄金属(5位)となった。