TOPX +7 @1,735
日経平均 +108円 @24,041円
米国株式相場は主要3指数が揃って最高値を更新した。米上院が北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」を賛成多数で承認した。中国国家統計局が発表した2019年12月の工業生産高や同月の小売売上高が市場予想を上回った。円相場が1ドル=110円台前半と円安・ドル高方向に動いた。これらの好材料をを好感して日経平均も上げた。ただ、来週以降に主要企業の2019年4~12月期の決算発表が本格化するため、後場は様子見が主流となった。
日経平均の日足チャートを見ると、12月17日高値@24,091円をザラバで更新して24,115円まで上げたがその後やや失速して陰線で終えた。上値では売りが優勢となり押し戻された形である。昨年来高値を更新するかしないかの高値圏での陰線なので、米国株が今日も大幅続伸しない限り、来週以降月曜日は少し下げると見ているが、さてどう動くだろうか。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、海運(2位)、金属製品(3位)、輸送用機器(4位)、ゴム製品(5位)となった。