投資歴20年のmasaさんのブログ
軍事衝突拡大回避で米国株は反発
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
1月9日 木曜日
米国株について
ダウ平均は161ドル高の28745ドルで取引終了。
ADP雇用統計が好感され上昇するところもありましたが、早々に往って来い。その後、トランプ大統領の会見が大きな買い材料となり、お昼前には200ドルを超える上げ幅に。午後は高値揉み合いから一段高。300ドル近い上げ幅となりますが、最後の30分で売られてしまい161ドル高で取引終了。
〇主要3指数の動向
ダウ平均は0.56%高、ナスダックは0.67%高、S&P500指数は0.49%高。
ナスダックとS&P500指数が過去最高値を更新しました。
〇S&P500指数の業種別動向
9業種が上昇、エネルギーが下落、公益が変わらず。
上昇率の高い順
情報技術、通信、ヘルスケア、金融、素材、生活必需品
〇ダウ構成銘柄の動向
21銘柄が上昇、 9銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ユナイテッドヘルス 2.11%高、アメリカン・エキスプレス 1.73%高、ビザ 1.71%高、マクドナルド 1.62%高、アップル 1.61%高
下落率の高い順
ウォルグリーン 5.84%安、ボーイング 1.75%安、エクソンモービル 1.51%安、シェブロン 1.14%安、メルク 0.67%安
〇個別銘柄の動向
原油価格の急落を受けて、エネルギー関連が売られています。
業種別では1.74%安となり、突出した下げ幅に。ダウ構成銘柄では、エクソンモービルとシェブロンが共に1%を超える下落。
これまで、中東情勢の悪化で原油価格が上昇。エネルギー関連も買われてきましたが、一転して下落。
失望決算のウォルグリーンが5.84%安となり、ダウ構成銘柄で最も下げています。
ウォルグリーンだけでダウ平均を23ドル押し下げました。ボーイングも下落し、こちらは40ドル押し下げ。
〇経済指標
・12月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が20万2000人増になりました。
11月は6万7000人から12万4000人に大幅上方修正。そこから更に大幅増。
市場予想も大きく上回っています。
ポジティブサプライズとなりましたが、軍事衝突拡大懸念とトランプ大統領の会見を控えていた為、少し買われる程度で早々に往って来い。
〇イランと米国の軍事衝突拡大回避
トランプ大統領の会見
・イランの攻撃による米軍の犠牲者は無し。
・武力行使は望まず追加制裁を科すと表明。
これを受けて、イランと米国の軍事衝突拡大が回避されるとの見方から株価急上昇。
イランの国営テレビは、ミサイル攻撃によって米兵80人が死亡と報じましたが、ガセネタだったようです。
軍事的な動きがある時は情報操作もあり。
これが時に国内向けだったりする。
イランは精鋭部隊司令長官を殺害されたことで、何もしなければ示しがつきません。但し、米国を相手に戦争すれば大損害なので、「米軍施設に攻撃して米兵80人死亡」と報じれば、メンツが保てます。そこで、報復は終了したと伝え、米国からの攻撃を回避。それを見越し確認したうえで、トランプ大統領は軍事攻撃をせずに追加制裁で済ませる。
結果、理想的ともいえる決着になったのではないかと。但し、中東情勢悪化から日が浅い為、楽観視するのは時期尚早とも言えます。
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