優利加さんのブログ

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長い下ひげを引いたトンボ

昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -119.70 @28,583.68, NASDAQ -2.88 @9,068,58)。ドル円為替レートは108円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が150に対して、下落銘柄数は1,981となった。騰落レシオは95.62%。東証1部の売買代金は2兆5644億円。

TOPIX -24 @1,701
日経平均 -371円 @23,205円

米軍が駐留するイラクの基地にイランがミサイル攻撃した。円相場は円高・ドル安が進み、一時1ドル=107円65銭近辺まで円高となった。米原油相場も急伸した。これを受けて日経平均は急落し、一時600円超の下げとなった。しかし、イランのザリフ外相が今回の攻撃は自衛権の行使だと主張しつつ「さらなる緊張や戦争は望んでいない」と述べ、トランプ米大統領も現時点では人的被害が確認されていないと述べたことから、これ以上戦火は拡大しないのではという期待が浮上して、日経平均は切り返した。

日経平均の日足チャートを見ると、長い下ひげを引いたトンボとなった。つまり、下値では買いがすかさず入った。これでしばらくは反発しそうである。それでも、ザラバでは一時60日移動平均線も割り込んだため、チャートの傷口は深く、一時的に戻り相場となってもある程度上げると売りまたどっと出てきて上値を抑える可能性が高い。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、精密機器(2位)、ガラス・土石(3位)、不動産(4位)、化学(5位)となった。

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