優利加さんのブログ

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一気に25日移動平均線と10日移動平均線を回復

昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +161.41 @28,745.09, NADSAQ +60.66 @9,129.24)。ドル円為替レートは109円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,960に対して、下落銘柄数は157となった。騰落レシオは103.85%。東証1部の売買代金は2兆1476億円。

TOPIX +28 @1,729
日経平均 +535円 @23,740円

トランプ米大統領が演説で、イランによるイラク米軍駐留点の攻撃に関して「我々の軍事力を行使したくない」と述べ、米国とイランの対立激化への懸念が後退した。これを好感して日経平均は大きく続伸し、米イラン緊迫化が原因で年初から急落した下げ幅を帳消しにした。さらに、円相場が1ドル=109円台位前半で推移したことも日本株全般を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時560円を超えた。ただ、大発会後3営業日の売買代金平均は、前年同期比で約13%少なく、薄商いである。

日経平均は急落して深押しした後、定石通り、反発して戻り相場となっている。だが、日経平均は24,000円台となって年初来高値を更新するためには2021年3月期の企業業績が或る程度回復する見通しを確認してからだろう。米イラン関係に関しては、11月の大統領選挙で勝つために、春までには落ち着かせるはず。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の大陽線に続いて本日も大陽線で続伸し、一気に25日移動平均線と10日移動平均線を回復した。これで当面の下げ局面は終了した。しかし、12月17日高値@24,091円を更新するかというと、それほどの材料はまだない。24,091円の手前で力尽きて再び下値の堅さを試す動きになるのが通常のパターンである。

33業種中31業種が上げた。情報・通信(1位)、電気機器(2位)、海運(3位)、精密機器(4位)、金属製品(5位)となった。

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