murabo-さんのブログ
ブログ
損切は損か 5
僕が損切をする理由は、下がった株はまた戻ると考える楽天主義者ではなく、更に下がるのではないかと心配する悲観論者だからです。底まで追いかけ、上がりだすとホッとする。
同値で買い直せば損でないと考える僕には、損したという思いが出ないように訓練したので何のためらいもなくでき、1,000円以下の損切、ときには100円の円赤字も損切している。
同値で買えば損ではなく、1円安く買えば得にもなる。出来れば底になったら、倍買えばもっと良い。
手数料が問題だが、信用で今手数料Zeroが増えてきているのでやりやすくなる。
相場が1日で、右肩下がり、右肩上がりがあるので、空売り、つなぎ売りは必要である。最初の1年以上、空売りは怖かったが、つなぎ売りは心配がない。
僕が買った株は資産であり、赤字は不良資産と考えている。赤字資産は処理しないと、資金繰りが悪化する。含み損が大きくなると処理できずにフリーズしてしまうのが問題と思っている。
ただ僕のやり方はせっかちなので、待つのが嫌いなために、損切しまくっていることは事実。
損切をすれば含みは増えるはずが増えないのは、株価の低下と益出しを行っているからである。
損切自体は損得とはあまり関係ないと思います。
損切を多用して利益を出す人もおれば、損切貧乏で資産を減らす人もいます。これは個々の投資スタイルの違いに帰結する問題だと思います。
私自身は基本的に損切はしません。
安いところで買って値上がりするのを待って売却し、その間は配当を貰ってじっとしているスタイルです。
私は「含み損は損ではないし、含み益も益ではない」という考えです。あくまで反対売買して実際の損益が確定した時点で損か益かが決まるというものです。ですから含み損は全く苦にならないし、含み益になったとして喜ぶわけでもありません。
含み損になったということは持株が買値より値下がりしたことを意味しており、言い換えれば前に買った時よりさらに割安になったと解釈できます。ですから割安になったものをわざわざ損切する必要はなく、逆に買い増すのが常識的な判断だと思います。
これも投資スタイルの違いに帰結する問題であり、どちらが正しくどちらが間違っているということではありません。結果として利益を出して資産を増やせればよいことだと思います。