61番目の男さんのブログ
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携帯の機種変更を金融商品として考える。
このところ、私が使っている携帯の挙動がおかしくなってきたので(電波状況のランプが消えたり、ボタンを押しても反応しなくなる時があったり、など)、まあたまにはいいかと昨日梅田ヨドバシに携帯の機種変更に行ってきました。
出たばかりの最新の機種にしようか迷いましたが、ちょっと操作性に難ありなのを知っていたので一世代前の機種にすることに。最近の携帯業界は携帯料金の頭金を安くする代わりに、分割払いかつ分割割引を実施することで、長いこと使わないとその割引額が戻ってこない(途中解約すると高い違約金を支払わされる)という方式を取っていますので、これを金融商品として考えるとおもしろいな、と思いました。
さて今回買った機種は、一括で買うと51120円。分割で買うと頭金0円で24ヶ月払いとして2130円が毎月基本料金に加わり、その代わりにどちらも51120円÷24ヶ月=2130円が基本料金から割り引かれる、という仕組みになっています。でも分割にするとヨドバシのポイントが付かないので、一括で買うことにしました。ついでにキャンペーンで3000ポイントも貰えました(^^)/(これは予想外)
というわけで、払ったのが51120円。付いたポイントが10%+3000円=8113円です(なぜか1円多い・・・)。一括で支払った51120円は24ヶ月間掛けてゆっくりと戻ってくることになります。
これを利率に直すと、8113円÷51120円=15.87%。5万円強で2年もので15.87%の金利の金融商品ってわけです。そこらの株式よりもかなりお得ですね。あと普通の金融商品と違うところは、
<メリット>
・利息が契約直後に全額貰える。
・元本が月割りで返ってくる。
<デメリット>
・途中解約すると、残存期間分の元本が返ってこない。
と、意外なメリットもかなりお得です。逆に今の携帯を使い続けるという前提であれば、デメリットはたいしたことありません。まあ私はそもそもこのキャリアで8年くらい使い続けているので、潰れることが無ければ一生使うでしょうし。一番怖いのは、今後もっと魅力的な機種が出てくることでしょうか(笑)
というわけで、機種が新しくなってかつ得した気分です。株式とか債券とかいろんな金融商品を知ると、こんな形で金利を計算し、資産運用だけでなく自分の身の回りの生活にも役立てることができるのではと思います。
>>Jalisco☆さん
最近の携帯の機種変更は、制度も仕組みも非常に分かりにくいので、こんな風に金利という簡単な数字に落としてみると実感が湧くかな、と思ってやってみた次第です。まあヨドバシのポイントもボーナスポイント3000円も付かないと利率0%なので、ちっとも得しないわけですが(苦笑)
この話題(特に利率が0%ってところ)にはもう少し書いてみたい続きがあるので、また日記にしてみますね。
>>あっきんさん
普段のお金の出入りをよく確認してみるのもいいですね。例えばよく言われるのは、株式投資を考える前に各種ローンを繰り上げ返済しましょう、ってやつですか。繰り上げ返済するということはそのローンの金利で運用することと同じですから、株式投資の期待利回りよりもはるかに高いリターン(実際にはマイナスリターンがゼロになる)が得られることになります。
日頃からこういった身の回りの数字に気を付けておくのは悪くないと思います。あまりケチケチするのは精神衛生上良くないですが(^^;
機種変更でここまで考えられるとは…。
株式投資に力を入れるのもいいですが、それ以前に、普段の生活の支出とか、細かいところから、お金というものを見つめていかなければならないなぁー…と思いました。
私はまだ株始めて間もないんですが、携帯電話の機種変更をこんな風に考えれるなんて感動しました!!