TIOPIX +1 @1,541
日経平均 -34円 @21,117円
米中貿易摩擦の激化を懸念して米国株が大幅続落したことを受けて、前場では日経平均の下げが一時220円を超えて、節目とされる21,000円をザラ場で割り込む場面があった。しかし、トランプ米大統領がファーウェイをめぐり、中国との貿易交渉で「合意できれば何らかの形で取引に含むかもしれない」と発言したことで、米中貿易摩擦に対する警戒感が後退した。上海株は香港株も上昇基調となった。日銀によるETF買い観測も株式相場を下支えた。
日経平均の日足チャートを見ると、株価は下向きの10日移動平均線の下に沈み込んだままだが、今日は大きくギャップダウンして寄り付いた後、切り返して陽線で終えた。日経平均のPBRが1.06倍まで低下している。PERは11.86である。もうそろそろ岩盤に届くころかな?
https://nikkei225jp.com/data/per.php
33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、不動産)(2位)、鉄鋼(3位)、情報・通信(4位)、パルプ・紙(5位)となった。