TAROSSAさんのブログ

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ユーグレナが航空機向け燃料用ミドリムシの培養施設稼働

東京大学発バイオベンチャーのユーグレナは、三重県で燃料に使う藻「ミドリムシ」の培養施設を稼働したそうです。
農業技術を応用し、低コストで建設したもので、今後も拡張し、大量生産に備えるようです。
2020年以降に始まる航空規制に伴ってバイオ燃料の需要が高まると見て、供給体制の確立を急ぐようです。

三重県多気町の工業団地の一角に1000平方メートルの巨大なプールを建設したもので、土の上に作られており、水の周囲は盛り土で固められているそうです。
コンクリートやアクリルなどは使わないため、従来プールに比べると建設費は10分の1程度になるとのことです。
農業機械メーカーの小橋工業(岡山市)と共同開発したそうです。

2018年春までにプールを3000平方メートルまで拡張し、三重県で作ったミドリムシは横浜市で建設中の実証工場に運び、航空機燃料に精製するそうです。
2020年の東京五輪・パラリンピックまでに旅客を乗せた商用飛行を実現したい考えのようです。

国際民間航空機関(ICAO)は航空機の国際線で2020年以降、二酸化炭素(CO2)排出量を増やさない規制を決めており、バイオ燃料の開発が国内外で加速しているそうです。
ただ、石油由来の燃料が1リットルあたり100円前後なのに対し、藻由来の燃料は1000円以上というコストが課題のようです。
31日に開いた発表会でユーグレナの鈴木健吾取締役は「新型プールや実証工場で、燃料を競争力のある価格にするための検証を進める」と語ったそうです。

藻から燃料を作るのはすごいと思いますが、コストがかかりすぎですね。
なんとかガソリン並みの価格になるといいですね。

2931:1,158円
2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2017/7/31 23:45
    こんばんは。

    発想がよくない。

    霞ヶ浦などで作ればただなのでは。

    もっとも、漁業など問題はあるが。
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    TAROSSAさん
    2017/8/2 22:55
    yoc1234さん こんばんは。

    霞ヶ浦などでは原料代はそんなにかからないかもしれないですね。
    それ以外のコストをどれだけ抑えられるかでしょうね。
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