まはいさんのブログ
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年収1000万円は当り前なのか?
札幌で周囲を見渡すと、男性50歳代の年収1000万円は当然のラインです。
しかし、経済ニュースなど実感と掛け離れた低所得者を問題としています。
また、そもそも私が北海道に移住した理由でもありますが、北海道の所得水準は3大都市圏に次いで高いです。
私はちょうど50歳になりましたので、自分の立ち位置を公式統計から確認します。
民間給与実態統計調査←国税庁リンク
国税庁が徴税目的で統計調査しているから、この統計が最も網羅的で確かと思います。
年収分布 ↓ クリックで拡大
国税庁の統計資料をグラフ化しました。
年収900万円より年収1000万円が多いのは、年収1000万円以下は100万円刻み、以上は500万円刻みの統計だからです。
年収1000万円超 191万人 6.8%
民間企業に勤務している男性に限った統計ですが、その15人に1人が年収1000万円超です。
若いうちは給料が安いから、50歳を超えてほとんどの男性が年収1000万円を超えるということで良いと思います。
50歳代男性の平均年収 754万円
国税庁の統計は、なぜか年代ではなく勤続年数です。
そこで50歳代に該当するところは平均年収754万円です。
意外と低いと感じます。
周囲を見渡すと、兼業農家の人は給与所得で1000万円に満たない人もいるので、それかと思います。この統計に農業収入は含まれていません。
兼業農家は楽々と年収1500万円を超えていますから、この統計より年収1000万円超の人口は多いと考えます。
年収1000万円を基礎
統計を眺めると、年収1000万円を下回る心配はほとんど無さそうです。
少なくとも北海道で同業の新規参入は無いから、今の職場を脅かされることは無いと見立てています。
最低でも年収1000万円は有る前提で、消費と財産形成を組立てます。
人生設計で脅威は、この年収は65歳までという点です。
死ぬまで平均年収1500万円の北海道の農家が輝いて見える今日この頃です。
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デザイナー さん はじめまして
総業7年で立派な収入となり、おめでとうございます。
なかなか才がおありのようで、羨ましい限りです。
自分52歳、嫁46歳。創業7年で、ここまで来ました。初年度は850万(悲)2人で働いているので、あんまり収入が良いという実感は無いです。収入アップのポイントは地道なインターネットのSEOで揺るぎない地域ナンバー1を取ってしまう事。これが未来永劫の既得権化します。
888ちこ さん コメントありがとうございます。
アニメーターは、3年未満で辞めてしまう人が多いのですね。
クリエイティブな才能がないと出来ない仕事だろうから、間引かれるのは仕方ないですけど、残った人だけでも報われれば幸いです。
野球選手くらい稼げるアニメーターがいれば良いのですが。
趣味を仕事にするって理想です。
北海道では、半年働いて、半年は趣味で暇を潰して雪融けを待つ感じです。趣味と仕事は、内容も季節も完全分離です。
こんばんは。
アニメーターは基本的に実力給なのです。
毎年アニメーター志望者が大学や専門学校から排出されますが、職場についてから生き残るのが難しいとされるところもそこにあると思います。
早くて半年、遅くても3年足らずで、職場を去ります。
ある意味ではそれで良いのですけど・・・。
生きて行くにはお金が必要です。
他の職種に就いたほうが、収入が良いと思いますし・・・。
私たちアニメーターは趣味を仕事にしているようなものです。
何処かで折り合いをつけるしかありません。
難しいことですね(^^)
888ちこ さん コメントありがとうございます。
アニメーターの年収は低いと聞いております。
ただ、若い人が多くて平均を引き下げているのかも知れないと推測していました。
就職サイトのクチコミを見る限り、アニメ制作会社を3年未満で退社する人は多いように感じました。
正直なところ、私の業種に直接のやりがいは有りません。
頼まれて仕方がないから仕事を受けている感じです。
初任給も高くしないと人が集まりません。
周辺の業種も似たようなものです。
夢とやりがいのある職種が羨ましくもあります。
おはようございます。
私はアニメーターですから年収1千万になることなど到底望めません(笑)
年収1千万は夢のまた夢ですね。
私の母は現役時代には、小学校で教諭をしていましたが、勿論1千万円など頂いておりませんでした。
まはいさまのブログを拝見しまして・・・。
どれだけ自分たちが薄給の身の上なのかと思った次第です(-_-;)
dendenmusi さん コメントありがとうございます。
国税庁の統計を見ると、男女格差は酷いです。
女性は年収100~200万円が圧倒的に多いのですが、おそらく103万円の壁で働き止めしているのでしょう。
そもそも、私の周囲に働いている女性はいないです。
しいて思い出せば、出入りしている税理士さんくらいかな、と。
学校の先生などは女性も少なくないですが、公務員は別の給与体系なので、今日の話では除外しています。
所得の低い業種と言えば、北海道では医者を除く医療・福祉の従事者らしいです。
同年代では医療・福祉の従事者はいないので、おそらく若いうちしか暮らせない手取りなので転職してしまうのではないかと想像しています。
それと、内地から北海道に出稼ぎに来る人の給料は道産子の2割引なのですが、どうして同じ日本人で同じ仕事をしているのに所得格差があるのか不思議です。
夢想人 さん こんばんは
私は一昨年の7月まで自営業でしたが、年収1000万円を超えたり超えなかったりでした。
個人事業を営業譲渡して、今は譲渡先で嘱託の身分です。
営業譲渡で12年分の収入が有ったので、嘱託で800万円で良かったのですが、周りが心配して仕事をくれるので昨年は1000万円ちょっとでした。
何度か転職しましたが、33歳のときに福岡県から北海道に移住して年収3割増しになりました。
そこで、所得の地域差は大きいと実感しました。
もっとも、所得が高くなければ、寒いし雪も深い北海道なんて住みたくないです。
> サラリーマンで、年収1000万円越えは勝ち組
そういう報道を耳にしますが、私の実感と掛け離れています。
そもそも高齢化で年を追う毎に人手不足が深刻化しています。
東日本大震災より後は、ますます人手不足で仕事が増えて、それに見合った所得の増加が有ったと感じています。
夢想人さんのコメントで気付きましたが、私は転職で「求人」に応募したことが有りません。
私の転職は全て紹介でした。
「求人」のようなドライな労働市場では、年収も押さえれるのかも知れません。