まはいさんのブログ
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平成28年度「負け銘柄」反省
平成11年9月10日から開始した投資は18年目です。
この17年4ヶ月の間に投資した180銘柄のうち37銘柄が負けです。
銘柄数での勝率は79.4%です。
つまり、5銘柄のうち1銘柄は損しています。
負け銘柄2016.12.30 ↓ クリックで拡大
*印の銘柄は残高が有り、大納会終値で売却したと仮定して税効果計算しています。
平成28年度は、負け銘柄を3銘柄増やしてしまいました。一方で損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄が7銘柄あったため、負け銘柄は全体で4銘柄の純減でした。
新印の銘柄が平成28年度の新規の負け銘柄ですが、3銘柄とも新規取組みに伴う初期赤字の範囲内と認識しています。
負け銘柄2015.12.30(前年度) ↓ クリックで拡大
平成27年度は、新印の負け銘柄が3銘柄ありましたが、その3銘柄とも平成28年度に損失を回復しました。
平成28年度に7銘柄の損失を回復しましたが、そのうち平成27年度末で最も負けていたのは電源開発です。
DeNA 46,366円 損失上塗り
"スーパーマリオラン"に賭けて負けました。
平成28年度では突出した負けであり、脇が甘かったです。
ショーワ 5,493円 損失上塗り
予測不能な特別損失で株価が急落してしまいました。
9/30時点では累積損失129,414円、前年度末比119,044円の損失上塗りでした。
そこで、取組方針を敗残処理に転換して、なんとか損失を押さえ込むことができました。
負けは負けですが、リスク管理手法に手応えを感じました。
ソニー 19,454円 回復
平成24年度末では累積損失756,164円と突出した負け銘柄でした。
何をすれば損するか知り尽くした銘柄ですので、その逆をすれば利益が出るはずです。しかし、なかなか機会がありません。
ヤフー 4,837円 損失上塗り
平成28年度、負け銘柄のリスク管理に最も資金を割きました。
過去の投資失敗は研究し尽くしたので、その逆を行って、来年には負け銘柄のリストから消す予定です。
当面のリスク管理上の最重要銘柄です。
武富士 倒産による確定損失 321,528円
負け銘柄の第6位、倒産したのでリベンジのしようもありません。負け銘柄の殿堂入りです。
書斎に武富士ティッシュを忘れ形見に飾っています。
倒産風が吹いている銘柄を大底でまとめ買いするのが私の主たる投資です。
ただ、武富士は本当に倒産してしまいました。
アコムを選んでいれば結果は天地の差でした。
倒産風が吹いた銘柄では、ソフトバンクとエイベックスが大当たりでした。
その一方で、ソニーは倒産風に耐えきれず大損しました。
大底で買うには忍耐力が肝要ですが、その源は資金的余裕なので、来るべき日のために投資資金には余裕を残しています。
LDH(ライブドア) 解散による確定損失 104,426円
負け銘柄の第13位、負け銘柄の殿堂入り2番手です。
平成24年9月で精算結了したので、この年末年始の休みに5年度経過で資料を処分し、"紙屑"となった株券だけが残りました。
上場廃止後に何度か社名変更しましたが、株券発行はライブドアホールディングス当時が最後でした。
ライブドア事件後にライブドアを108円で5,000株買いました。
株主被害訴訟に参加する手も有ったのですが、自己責任の原則で損害賠償は認められないと見立てて、上場廃止直前に買増しました。
破産配当は大きくライブドア事件による損失の半分106,700円を取り戻しました。
しかし、私の見立て違いで損害賠償に財産を半分食われて全額投資回収には至りませんでした。
株主被害訴訟に参加するより回収額は多くなりましたが、買増しと同時並行で株主被害訴訟に参加することも可能でしたから、リスク管理の後学とします。
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関連銘柄:
ディー・エヌ・エー(2432) ショーワ(7274) ソニーグループ(6758) LINEヤフー(4689) -
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gasp さん 明けましておめでとうございます。
今年の抱負は「ヤフーとショーワからの投資完全回収」です。
この2銘柄だけで約120万円の資金回収です。
私は、純投資額200万円をリスク上限としているので、120万円は大きいです。
120万円が有れば、他の銘柄でも動く余裕が出ます。
多額の資金を株式に投下できる方を羨ましく思うことも有りますが、私に金を持たせても脇が甘くなるだけのように思います。
年末に少し余裕が出たらDeNAで損しましたので、自戒します。