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ソフトバンク 異次元の自社株買い結果
ソフトバンクの株価急伸は、バフェットが買っているのかと期待していましたが、残念ながら自社株買いによる自作自演でした。
来年2/15まで買付期間はあったのに、盆の薄商いを狙って株価を吊り上げ、半年前倒しで終了しました。
ソフトバンク 1年チャート ↓ クリックで拡大
異次元の自社株買いは、発表直前の終値4,400円から、終了発表直後の終値6,455円まで、2,055円(46.7%)の株価持上げ効果でした。
8/17自己株式取得結果のお知らせ←IRリンク
取得した株式の総数
85,140,800株
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合:7.2%)
株式の取得価額の総額
499,999,515,200円
(平均取得単価:5,872円)
8/18 終値 6,455円
8/17 終値 6,767円 年初来高値 7,012円
年初来高値を更新して異次元の自社株買い終了を発表しました。
2/15自己株式取得のお知らせ←IRリンク
取得し得る株式の総数
167,000,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合:14.2%)
株式の取得価額の総額
5,000億円(上限)
2/15 終値 4,400円
2/12 終値 4,164円 年初来安値 4,133円
年初来安値を更新した翌営業日に異次元の自社株買いを発表しました。
異次元の自社株買いの効果
ソフトバンクの資本金は2,387億円で、資本剰余金も含めた振込資本は5,001億円です。
既に1,657億円の自己株式を保有していたので、今回の自社株買いで振込資本の1.3倍の自社株を保有することになりました。
財務諸表論では想定していなかったマイナス振込資本になるので異次元です。
お盆の薄商いを狙って株価を吊り上げたとしか考えられませんが、その目的は何なのか、ソフトバンク経営陣しか知る由も有りません。
少なくとも、ニケシュには買値以上で売却する機会を与えたことになります。
あるいは、株価を騰げて株式交換による買収でも考えているのでしょうか?
もし株式交換するとしたらT-Mobilしか有り得ません。
孫社長は増資も株式交換も大嫌いで、過去に株式交換による買収はイー・アクセスのちのワイモバイルのみです。
投資方針
2,000株を継続保有です。
今回の自社株買いに付随して10%増配です。
株価上昇と増配で、二重に効果的な株主還元です。
またやって欲しい、そう考える投資家は多いはずなので、第二弾を気長に期待しておきます。
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関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) -
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gasp さん コメントありがとうございます。
日証金を見ると貸株がごっそり減っていますから、自社株買いはけっこうバレていたのかも知れません。
たくさん投資し出来る財力は羨ましい限りですが、私は火災保険更新の資金繰りで持高を減らす予定です。
ソフトバンク2000株には手を付けずに、他の銘柄を売却したいです。