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ほとんどの働きアリは働いてない

社会システムの法則

働きアリ  アリ   何にもしない 
2.6% 71.9% 25.1% 

働きアリのうち
71.9%は半分以上の時間怠けており、 
25.1%に至っては1度たりとも働いている姿が観測されなかったんだそうな。 
たったの2.6% 観測中ずっと精力的に働いている働きアリ 

各生物の

◆ほとんどの働きアリは働いてないことが判明 

2:8の法則なんてもんじゃなかった…! 

アリといえばチームワークのイメージですが、働きアリとは名ばかりで、 
実はまったく働いてない働きアリが圧倒的大多数を占めることが 
アリゾナ大学の最新の調査でわかりました。 

調査対象は北米の松林に生息する茶色の小さなアリ「Temnothorax rugatulus」。 
一般的に分業体制をつくる種として知られ、餌を集める専門、巣をつくる専門、 
卵の世話をする専門がいます。 
ところが巣を詳しく調べてみたら、これとは別に何にもしない専門がいたのです。 

研究班ではまず5つのアリの巣をラボに用意し、巣の構成員全員に 
カラーペイントで点の目印をつけました。 
そして2週間に渡って、HDカメラで1日6回5分間ずつアリの動きを 
記録してみたのです。 

すると、働きアリのうち71.9%は半分以上の時間怠けており、 
25.1%に至っては1度たりとも働いている姿が観測されなかったんだそうな。 
観測中ずっと精力的に働いている働きアリは、たったの2.6%でした。 
この結果は学会誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」9月号に掲載中です。 

過去の研究では、休むのは一時的なものであって、 
24時間サイクルのシフト交代制で働いているものと思われてきました。 
が、怠けるアリは昼夜関係なく1日中怠けていたのです。 

これはもう、どう考えても仕事の合間の休み時間ではありません。 
これはこれで専門なのではないか、そして働きアリの分業体制の中で 
それなりに重要な役割を担っているのではないか、と研究者たちは 
書いていますよ。 
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