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黒点相対数 極大期

8+11=19 ,  20,21,22 ???

1999年から2002年に極大期 

No.362: 新しい周期の太陽活動を示す太陽黒点を観測
2008年1月21日

 太陽は、およそ11年の周期で活発な状態と静穏な状態を繰り返しています。
太陽活動の活発さは黒点数の増減に表れ、黒点が多く出現するほど太陽活動が
活発であることを示します。黒点の出現が少なくなる極小期から次の極小期ま
でをひとつの周期と考え、それぞれの周期には1755年から始まる番号がつけら
れています。
 1999年から2002年に極大期を迎えた第23周期の太陽活動は、2007年前後に極
小期を迎え、いつ次の第24周期の活動が始まるかが注目されていました。
 太陽活動のそれぞれの周期の後半には、黒点は主に赤道付近に出現し、次の
周期の始まりには、前の周期とは逆極性の磁場を持った黒点が高緯度に現れる
ことが知られています。昨年までに観測された黒点は、活動周期の後半を示す
赤道付近に出現しており、第23周期の活動が続いていることを示していまし
た。
 しかし、今年1月5日、国立天文台三鷹キャンパスにある太陽望遠鏡のひとつ
でおこなった白色光による観測で、次の太陽周期の始まりを示す、最初の高緯
度での黒点の出現が捉えられました。さらに、「広視野マグネトグラフ」と呼
ばれる機器による磁場の観測では、出現した黒点の磁性が反転していることも
確認されました。
 これらの観測により、太陽活動が新しい周期に入ったことが、三鷹キャンパ
スの太陽望遠鏡でも確認されたことになります。
 太陽活動が変動するメカニズムには、まだはっきりと解明されていない点も
多く残されており、今後の活動を予測するのは簡単ではありません。今回の第
24周期の太陽活動がどのようなふるまいをするか、見守っていきましょう

http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/image/wolfnumber.gif
2件のコメントがあります
  • イメージ
    そして太陽活動が長期間低下する前には、ある兆候が現れることを発見しました。1600年代太陽活動が衰え地球が寒冷化した時期、その直前には、太陽の活動周期が通常の11年から13年に延びていることがわかりました。


    さらに太陽活動の停滞期は過去1000年間に3回ありましたが、その全てで直前の太陽周期が伸びていました。つまり周期が伸びるとその後数十年間、太陽活動が停滞するという規則性を発見したのです。これからの10年間が非常に重要な鍵を握っています。今後数年間、太陽から目が離せない状態にあると考えています。



  • イメージ
    http://profile.musabi.ac.jp/page/MIYAHARA_Hiroko.html

    『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか: 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来』
    宮原ひろ子 著
    化学同人、2014年

    第1章 変化する太陽
    第2章 太陽の真の姿を追う
    第3章 太陽活動と気候変動の関係性
    第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか
    第5章 変わるハビタブルゾーン
    第6章 未来の太陽と地球

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