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ソフトバンクが子会社から過去最大規模の配当金1兆4372億円
ソフトバンクグループは、2016年3月期に完全子会社のモバイルテックから配当金1兆4372億円を受け取るそうです。
稼ぎ頭の国内通信事業から剰余金を吸い上げ、M&A(合併・買収)や株主還元などに機動的に使えるようにするようです。
ソフトバンクが子会社から一度に受け取る配当金では過去最大規模とみられますが、親子間の資金移動なので連結決算には影響しないそうです。
モバイルテックは純粋持ち株会社で傘下に通信事業会社を持っており、通信事業会社は携帯電話の旧ソフトバンクモバイルなど4子会社が4月に合併して発足したそうです。
モバイルテックを通じて旧4社の利益剰余金を吸い上げるそうです。
連結の利益剰余金は3月末時点で約1兆7400億円ですが、親会社のソフトバンクグループ単独では約2300億円にとどまっており、今回の配当で親会社の剰余金が増えるそうです。
「グループとしての資本構成の最適化を考慮した」(広報室)そうですが、具体的な資金の使い道は決まっていないとのことです。
市場では「国内事業から上がる潤沢な現金収入をグループで有効活用する姿勢の表れ」(大手証券)との見方があったそうです。
有効に使ってもらいたいものですね。
9984:5,401円
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ソフトバンクグループ(9984)
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