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今日の相場 -5/29-

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∇ダウ:12,594.03(+45.68) ナスダック総合指数:2,486.70(+5.46) S&P500:1,390.84(+5.49)
米株価指数は続伸。耐久財受注を好感、らしいですが、結局上がっているのは、エネルギーと素材。エネルギーは、原油価格の反発で上昇。素材は、モンサントとデュポンが、米農務省の将来の気候変動に関するレポートを材料視して上昇(遺伝子組み換え種子)。10年債利回りは、4%を超えました。住宅ローン金利も、せっかく低くなっていたのに、また上がってきています。住宅市場の回復が遅れるでしょう。(Yahoo!Financeのトップページの右下に、平均のローン金利が載っています)
http://finance.yahoo.com/

・4月の米耐久財受注は‐0.5%、予想上回る
耐久財受注は予想よりも高い数字が続いています。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32005920080528


∇日経平均:14,124.47(+415.03) TOPIX:1,380.63(+31.94)
株価指数先物に買い戻しが入って、日経平均、TOPIXは大幅反発。日経平均は、CMEで+200円、先物買い戻しで+200円って感じでした。しかしまあ、クレディスイス、カリヨン(を通じて注文を出しているところ)は何がやりたいんだか・・・。日経平均寄与度上位も、いつもの値嵩株がずらりと並んでいて、かなり裁定買いが入った感じです。裁定買いの影響が大きい値嵩株以外は、どうも上値が重い感じでした。

明日の朝、CPIが発表されますが、債券先物とのペアトレードが盛んにやられているようなので、CPIの結果次第では株価への影響も大きそうです。需給面では、予想よりも高い数字が出れば、債券先物売り・株先物買いになるのかな。ファンダメンタルズを考えると、コストプッシュのインフレなので、株価にはマイナスだと思いますが。
 
2件のコメントがあります
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    Gatsbyさん
    2008/5/30 17:40
    こんにちは、NGTNさん。

    私にはちょっと難しい相場展開が続きます。(いつものことです
    が...)

    今朝発表の鉱工業生産やCPIが好感されたんでしょうか、週末
    なのに結構いいところに上がってます。
    このまま上がっていけば塩漬け組が息を吹き返して、相場的には
    回転しそうにも思います。
    丁度今日、「スタグフレーションが現実に! 「利上げ」を躊躇
    する時間は無い|経済ジャーナリスト 町田徹の“眼”」
    http://diamond.jp/series/machida/10030/
    という記事を見かけました。
    個人的には、現実離れしていても利上げ賛成なのですが、為替
    も円高バイアスがかかるので無理な話です。
    信用不安の収縮で、次に関心を引きそうなネタ探しが続いている
    ような気がします。

    昨夜、久し振りに踏み上げ太郎さんの記事を読みました。
    ベア・スターンズの裏話が興味深かったですね。
    ウォールストリート・ジャーナルなどとても読めないので、昨今
    の情報網に感謝です。
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    NGTNさん
    2008/5/30 18:17
    Gatsbyさん、

    こんばんは。日銀が利上げしてもオイルやメタルや農作物価格の上昇は抑えられないと思います。それに国内景気を考えると、今日発表された日本のCPIの食料・エネルギーを除いた前年同月比の上昇率は-0.1%という数字ですし、鉱工業生産や機械受注も先行き弱含みな感じですし、消費者マインドや景気ウォッチャーなどは相変わらずひどいですし、日銀は利上げできる状況ではないと思います。アメリカも、日本がデフレスパイラルで苦しんできたのを見ているので、インフレよりも景気を優先するでしょう。
    それと、よく投機筋を悪者扱いする人がいますが、昨日のヒットさんも書かれているように、投機筋は目先の動きに影響を与えるだけで、トレンドを作るのは実需の売買です(原油の場合は年金やコモディティファンドなどの長期資金の影響が大きそうですね)。
    http://www.amy.hi-ho.ne.jp/family-mn/hit1.htm

    あ、でもその記事のポールソンが財務長官に就任したあたりの記述については信憑性あるなと思いました。たしかポールソンは2006年7月に就任したのですが、ちょうどその時期から、それまでの原油高、長期金利高、株安が見事に反転しましたから。

    ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)については、以下で日本語の記事がいくつか読めて、便利です。
    http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djindex.html
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