まはいさんのブログ

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ツルハドラッグ 業界まるごとチキンレース

今日は持株が232,775円値騰がりしました。

今日はツルハドラッグ200株のうち100株を5,220円で売却しました。
4年半のドラッグストアのチキンレースから抜けます。

医薬分業の歪み
院外処方は最大3倍という、医薬分業を促進する調剤点数の院内院外傾斜加点により、調剤薬局は大儲けの状態が続いています。
おかげで薬局は全国で5万軒を突破しても増加傾向、コンビニ3万軒を遥かに上回り、軒数では日本最大の小売業勢力です。
病院の5倍もの調剤薬局がひしめいているのは、常識的に考えても異常です。
この医薬分業で高い薬代を負担するのは、患者が3割、7割は健康保険です。
その健康保険が赤字で危機的ですから、調剤薬局の栄華もそう長くはないでしょう。

業界まるごとチキンレース
いつまでも院外調剤点数の大盤振る舞いが続くわけではないことをドラッグ各社は理解しています。
かつてHACドラッグはチェーン・ドラッグストアのリーディング・カンパニーでした。
しかし、ドラッグストアのカリスマと言われた石田会長(当時)は院外調剤加点に頼らない経営を標榜し、キミサワと合併してコンボ業態へと転換を図り失敗しました。
いまではCFSと名を変えてイオン傘下です。
チキンレースは降りたら負け
業界のカリスマだった石田会長の失敗を見て、ドラッグ各社は堰を切ってチキンレースに邁進し始めて今日に至ります。
来るXデーに調剤薬局が大量倒産しても、面と薬剤師を多く取ったチェーン・ドラッグストアは生き残ります。
しかし、Xデーに業績が急降下することは間違いないので、株主こそチキンレースです。

ツルハドラッグ 5年チャート ↓ クリックで拡大

民主党政権が人気取りのため何でも保険対象にしたため、調剤薬局は民主党政権下でも一貫して株価上昇し、今年度に調剤加点のピークを迎えます。
民主党政権の人気取りにより、調剤薬局は栄華を極めていますが、一方で医療保険は破綻に瀕しています。
チキンレースは、あと1年続くと思いますが、もう精神的に限界です。
さて、4年半のドラッグ投資で面白いように儲かりましたが、チキンレースは恐ろしく、途中でCFSスギ薬局を売却し、ツルハドラッグが最後の持株です。
チキンレースは降りたら負け
私はここで降ります。精神面で負けです。

売却理由
昨日に引続き、周囲、特に嫁への説明資料を下に貼っておきます。
ツルハドラッグは取引先なので、1単元100株を手許に残します。
投資資金以上に回収したうえで100株が手許に残ったので、チキンレースには負けても、投資としては十分に勝ちです。

持株の時価比率2014.5.26 ↓ クリックで拡大

保有時価     20,903,400円
純投資額     1,438,245円
 ←いわゆる元手
時価配当利回り     1.17%
投資配当利回り     17.05%
 ←元手を基準にした配当利回り

投資回収状況2014.5.26 ↓ クリックで拡大

ソフトバンクは別枠として、昨日の日記に書いたとおりヤフーへの純投資額を早期に回収したいです。

持株の分類2014.5.26 ↓ クリックで拡大

ツルハドラッグを半分売却したので、売却予定銘柄だけで持株全体の純投資額をほぼ回収可能です。    
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