TAROSSAさんのブログ

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東京株式市場の取引時間拡大に向け「夕方取引」案が浮上

東京株式市場の取引時間拡大に向けた議論で、これまで軸になっていた夜間取引導入のほかに、有力案として「夕方取引」が浮上してきたようです。

取引時間が重なるアジアの投資家からの注文が期待できるほか、夜間よりも対応が容易だとして、対面型証券会社も受け入れ可能な案とみられますが、両案には一長一短があり、東京証券取引所は難しい判断を迫られることになりそうです。

 

東証が、夜間取引を中心に取引時間拡大を議論するために設置した研究会における2月に開かれた初会合で、証券会社首脳が、「夜間に限定せず、(現在の取引終了時刻である午後3時からの)時間延長についても議論すべきだ」と述べたそうです。

夕方まで取引を行えば、香港やシンガポールの市場と重複時間が増え、「アジアの成長を日本に取り込める」という意見が出ているそうです。

 

東証は研究会に、夜間は午後9~11時、夕方は午後3時半~5時を中心に設定した試案を提示したそうです。

夕方取引が脚光を浴びるのは、店舗や営業員を抱える対面証券が、人件費などの大幅なコスト増を懸念し、夜間取引に難色を示しているからのようです。

 

もっとも、夕方取引にも問題点はあり、そもそも、夜間取引を検討するのは、帰宅後にインターネットで株取引するサラリーマンのニーズに応えようという理由がありましたが、夕方では不十分といえそうです。

 

研究会は今夏にも検討結果をまとめ、それを踏まえて東証が最終判断するとのことです。

 

私のようなサラリーマンにとっては、夜間取引の方がありがたいんですが、みなさんはどうなんでしょうかね。

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