そら豆の株予報さんのブログ

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NY市場概況(株・為替・長期金利)

トルコリラや南アフリカランドなど新興国通貨の下落を背景に
NYダウもドル円も売られたと書かれているけれど
トルコリラや南アフリカランドは、NY時間では逆に買われて
昨日一日はともに下髭付きの陽線で終わっているんだよね。

仕掛けた投機筋はそろそろ手仕舞いか、
あるいは月末のポジション調整か。

でも、NYダウが一時15617ドル(前日比231ドル)まで下げながら
そこから184ドル戻し、前日比47ドル安という所まで戻りを試したのは
15600ドル~15650ドル辺りが底だと思っている人も多いという証拠。
ちなみに15650ドルは、昨年10月9日の安値と今年1月2日の高値の半値押し。

来週はイエレン氏の宣誓式に始まり、
ISM製造業指数、ADP雇用統計、そして週末には雇用統計。
イベントや重要指標が多く、波乱の展開も予想されるけれど、
意外に底堅いのでは、と思っていたりする。
また、詳しくは週間展望で。


株】ダウ・ナスダック反落

 31日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。終値は前日比149ドル76セント安の15698ドル85セントとなった。11月7日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。トルコリラや南アフリカランドなど新興国通貨の下落を背景に、リスク資産圧縮目的の売りが強まった。ビザや決算内容が嫌気されたシェブロンの大幅安が重しとなり、ダウ平均は一時230ドル超安となった。その後、新興国通貨の買い戻しを横目に40ドル超安まで下げ渋ったが、引けにかけては170ドル近い下落となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、同19.25ポイント安の4103.88で取引を終えた。

【為替】ドル円、反落

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は102.03−08円と前日NY終値(102.71円)と比べて68銭程度のドル安水準だった。市場では「アジア時間に売りを進めていた米系証券が下値の堅さを意識して反対売買を行ったようだ」との声が聞かれ、102.75−78円まで買い戻された。ただ、トルコリラや南アフリカランドなど新興国通貨の売りが強まると投資家のリスク許容度が低下。欧米株価や日経平均先物の下げ幅拡大とともに売りが優勢となった。米長期金利の低下も重しとなったうえ、「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ売りのフローが出た」との指摘があった。前日の安値102.03円を下抜け101.95円まで下押しした。
 フィキシング通過後、29日の安値101.85円や27日の安値101.77円をバックにショートカバーが入った。新興国通貨が買い戻されたうえ、ダウ平均が230ドル超安から40ドル超安まで下げ幅を縮小すると102.39−42円まで値を戻した。もっとも、ダウ平均が引けにかけて170ドル近く下げたため戻りは限られた。

 ユーロドルは3日続落。終値は1.3483−88ドルと前日NY終値(1.3553ドル)と比べて0.0070ドル程度のユーロ安水準だった。1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が予想を下回り、欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が浮上。一時1.3518ドルまで売りが先行した。ただ、20日の安値1.3508ドルが重要なサポートとなり、下値の堅さを確認すると1.3574ドルまで買い戻された。
 もっとも、一目均衡表雲下限の1.3564ドルを目処に戻りを売りたい向きが多く、一転下落する展開に。ユーロクロスの下落も嫌気され20日の安値1.3508ドルを下抜けると、11月22日以来の安値となる1.3479ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円は大幅に3日続落。終値は137.56−61円と前日NY終値(139.20円)と比べて1円64銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買いが先行した後、一転下落した流れに沿った。ECBの利下げ観測が台頭したうえ、ロンドンフィキシングに絡んだ売りも優位に。139.20円台から11月27日以来の安値となる137.51円まで急ピッチで下げた。フィキシング通過後は138.20円台まで下げ渋ったが、戻りは鈍かった。

【長期金利】10年物国債利回り、2.64%に低下

 31日の米国債券相場で長期ゾーンは反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前日比0.05%低い(価格は高い)2.64%で終えた。11月8日以来、約3カ月ぶりの低水準を付けた。新興国を中心とした世界景気の先行き不安が根強く、安全資産としての米国債需要が高まった。ダウ平均の大幅下落も米国債買いを促した。

<GI24より>
2件のコメントがあります
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    walterさん
    2014/2/1 11:22

    ユーロが下に抜けてしまいましたね、どこで止まってくれるか

    気になります。


    総弱気の中でどこかリバウンドだけでもと、目は離せませんが

    2月は気持ちも入れ替えて臨みたいです


    せっかくの週末 ごゆっくりお過ごしください

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    walterさん

    こんにちは。
    ユーロはインフレ率の低下から、
    来週のECB政策決定会合で金利引下げ観測があります。
    ユーロクロスが軒並み下げているので
    リスクオフというよりは、金利引下げにに反応していると思います。

    walterさんも良い週末を。
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