シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で
非商業部門(投機筋)の対米ドルでの差し引きの持ち高状況は以下の通り
(単位:枚、▲は売り越し)。
(1月28日) (1月21日)
カナダドル ▲62789 ▲70327
スイスフラン ▲441 ▲1921
メキシコペソ ▲35316 ▲3628 ←注目①
ポンド 22172 8720
円 ▲86192 ▲114961 ←注目②
ユーロ 14347 ▲3772
NZドル 9685 8556
豪ドル ▲65723 ▲64654
米商品先物取引委員会(http://www.cftc.gov)のデータをもとに作成。
<GI24より>
おはようございます。
今日は、通貨先物ポジションについて軽く解説を。
注目①新興国リスクによる新興国通貨売りが
メキシコペソにも波及して、空売りが一気に3万枚以上も増えている。
投機筋が売り仕掛けていることがよく分かる事例。
注目②外国人の手仕舞い売りにより、日本円の売りポジションが減少。
ピークから5万枚近く減少。今週の動きを見るにもっと減っていそう。
ドル円の買い残が減っていることなので、上値は軽くなっているということ。